2024年2月5日月曜日

事業報告31 「地元学」今後に向けて…

 ●2月2日 10:00~

 1月18日に「地元学講座」(2018年~2023年)最終章をお知らせしました。そして今回は、「5年間かけて花畑校区の良さを紹介した冊子ができたんだけど、このまま終わりにするのはもったいないね…」ということで、ご指導いただいた森 千鶴子先生(福岡教育大学非常勤講師)をお招きして、今後の花畑校区の地元学について皆さんの意見を聞く会が開かれました。

 まず最初に、森先生から「①地元学を通して新たに学んだこと、またこれからもっと学んでいきたいこと ②できた冊子をどう生かしていくか活用法について この2点について皆さんから自由に意見を出していただいたらどうでしょう」とご提案をいただきました。今回は11名の参加者があり、それぞれに5年間を振り返ってしみじみと思いを語られました。

 いくつかのご意見をご紹介します。

【地元学に参加しての感想】

〇お話を聞かせていただいた方は、高齢者の方が多かったが、今後も定期的にお話を聞くことも大切なのかなあと思った。

〇取材したところに、冊子ができた報告をお礼かたがたお尋ねしたい。

〇写真が多くあるのでとっても見やすいと思う。文章も、読みやすくなっている。

〇なんとなく参加したが、とっても楽しかった。これからも、何かあればついていきたい。

〇行きつけの居酒屋で早速配りました。でも、配りっぱなしではもったいない。

〇5年前の自分は若かったなあ…。公民館に来た人がすぐ目に付くところに置いてはどうか。

〇故山本館長の話を聞いたことがとても印象に残っている。5年前の赤煉瓦の家もなくなり、神社のおこもりもなくなっている。10年ひと昔だが、今は5年ひと昔と言える。

〇冊子になると改めて振り返ることができ、隔世の感を覚える。いろいろな店の中に入ることで新たな発見ができた。校区の人にも広げられたらいいなあと思う。

〇通りすがりで気になっていたことが、地元学でいろいろ話を聞くことによって、気になっていたことが分かったり・理解できたりしてよかった。

〇校区に住んでいる色々な人や建物、それぞれに歴史があるんだなあと感じることができた。

【今後の地元学について】

〇地元学で学んだことを、もっと広く・深めることをしていっては。(例えば:自然農法)

〇冊子は、取材先・町内会長・他の公民館・学校など、色々なところに配ってはどうか。

〇印刷・製本には、費用と手間がかかるので、HPやブログで紹介する方法も考えては。

◉「ふれあい祭り」で紹介するコーナーを作っては

◉公民館事業の「よりあい塾」で、「地元学発表会」を開催しては

◉「花畑校区カルタを作る会」講座を開き、元データーとして活用してもらっては

◉5年間で培った地元学メンバーの会合(同窓会?)を、定期的に開催しては

◉「お茶と、お菓子と、地元学」これからも、続けていきましょう。

 最後に、森先生から「これだけ長く続いている地元学は他にはありません。このエネルギーを今後も続けられるといいですね。定期的に集まってアイデアを出し合いましょう。」という、温かいお言葉をいただきました。次年度も、「地元学」関連のブログをご紹介することをお約束して…。          END