2023年12月16日土曜日

HaNaHaTa紹介コーナー 「秋のスポーツ大会」

 ●11月19日(日曜日)

 少し遅くなりましたが、11月19日に行われた地域のスポーツ大会をご紹介します。

体育館では体育部主催の「インディアカ大会」と「ソフトバレーボール大会」が時間差で実施されました。運動場では小学部主催の「モルック大会」が初めて開催されました。

(1)インディアカ大会

  インディアカは、基本的にはバレーボールと同じルールで、ボールの代わりに羽根(シャトルコック)を手のひらでヒットして、相手のコートに返して競い合う競技です。

 体育部の樋口部長の挨拶の後、本年度(コロナ等の影響で久しぶりの開催です)は4チームの参加で大会が行われました。
 優勝は柏原1です。経験したことのある方の話ですが、片手の手のひらだけで羽根をコントロールしなければならないので、慣れるまでに時間がかかるそうです。手のひらも、手首のところの土手にきれいに羽根を当てないとしっかり飛んでいかないということでした。

(2)ソフトバレーボール大会

 ソフトバレーボール大会は昨年に引き続き開催され7チームの参加で大会が行われました。優勝は花畑3丁目です。合計3試合、1セットも落とさず完全優勝でした。


(3)モルック大会

 モルックとはフィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームを元に、1996年に開発されたスポーツです。伝統的な遊びは、木の枝を投げて的を倒して遊んだところから始まったようです。現在は下の写真のように、番号のついたピン(木製)をボーリングのように並べて、一定の距離から木の棒(モルック)を投げて倒し、その合計の点数を競います。

【ルール】

 モルックを投げて、倒れたスキットル(点数の書かれたピン)の内容(本数または表示されている数字)によって、50点ピッタリになるまで得点したほうが勝ちです。ただし、50点を超えてしまった場合は、25点へ減点され、ゲームが継続されます。

 チームの人数は、世界大会では4人1チームですが、普段遊ぶときには2人いれば対戦できます。何人いても、チーム戦にしたり、個人戦にしたり臨機応変にプレイできます。

 3~4人制の試合では、それぞれのプレイヤーが順番で1回ずつ投げますが、普段遊ぶときは、何回投げるかはその都度回数を決めて遊ぶことも可能です。

 

 ほとんどの子が初めての経験でしたが、ルールが簡単だったこともあり、また、一人一人に活躍の場があることで、みんなわいわいがやがや楽しそうにプレーできていました。

 しかし、大会ということで当然のことながら勝敗が関係してきます。トーナメント方式で運営されていましたが、1回戦で負けた子どもたちは後は何もすることがありません。そこは、小学部の横瀬部長の計らいで敗者復活戦も行われていました。

 この、モルックは車いすに乗っていてもプレーすることができます。また、室内で出来る材質でモルックやピンを作れば雨の日でも活動ができます。これからもいろんな人が経験してその楽しさを広げていけるといいですね。

END