2022年4月21日木曜日

屋上の芝生広場、「芝」の再生を目指して…

 花畑公民館の屋上は「屋上緑化」の目的で、約13m×約6mの広さに「芝」が植えられています。ルーフバルコニーとして、緑の癒しの場所・軽運動の活動場所・暑さ防止対策としてその活用が図られるところです。

 ただ、芝生の養生は年間を通してエアレーション(密集しすぎた芝を間引く作業)、目土入れ、刈り込み、サッチ取り(刈りカス取り)、除草、施肥、水やりと、ある程度の知識を持って取り組む必要があります。

 屋上だから「雑草の草取りは大丈夫」と思ったらそんなことはありません。雑草の生きる力をあなどってはいけません。雑草の種が、風で飛ばされてきたり鳥が運んできたりしたようで芝を凌駕するくらい元気に育っています。屋上は自動潅水設備が施されており、日光はサンサンと照るので芝にも雑草にも絶好の育苗天国になっています。

        「自動給水装置」 

        

 公園の緑化対策として芝が植えられているのをご覧になった方もおられると思います。しかし、しばらくすると芝と雑草の競争が始まり何も手入れをしないと、殆どが雑草の勢いが勝って芝の姿が見えなくなる運命をたどるようです。

 花畑公民館も新しい館に建て替わって今年で7年目になりますが、だんだんと雑草の勢いが増してきている状況です。改めて年間の芝の手入れを見直して当初の芝の勢いを取り戻したいと考えております。

        「7年前の屋上」                     

 その第一弾として、今回は背丈が高くなる雑草を中心に取り除く作業を行いました。土の厚さが5㎝程度しかないのですが、しっかりと根を張り大き目の除草道具がないと抜き取ることができないくらいでした。写真でもご紹介しておりますがゴミ袋7つ分になりました。

「根が張った大きな草」      「草取り後、今の屋上」           

           「ゴミ袋7つ分」                                     

                              

 芝の育成期はこれからが本格的になってきます。大きな雑草は取り除きましたが低い低草との競争がスタートすることになります。少し長い目で芝を育てることを目標にして、7年前と同じように育てていけたらと思います。

 「芝のことについては少し詳しいぞ」という方は是非アドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。