2023年8月28日月曜日

9月の予定 と セールスポイント

     鶏頭が 立往生を したりけり」 小林一茶

 もうすぐ9月。そろそろ秋めいてもよさそうですが、厳しい暑さはまだまだ続きそうです。でも、落ち着いて周りを見回すと、植物や昆虫はすでに秋を感じているようで、公民館で育てている綿(わた)も、つぼみ(さく)がはじけて綿ができています。公民館もしばらくは夏模様ですが、少しづつ秋に向け掲示物を変えたり、行事の準備を始めたりしています。ぜひ、9月も秋を感じにお立ち寄りください。お待ちしております。

 ●綿の成長の様子です。

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2023年8月24日木曜日

事業報告11 「きかせてジャーニー」の報告

 ●8月18日(金)10:00~  公民館講堂

 昨年の9月~11月にかけて、NPO法人 子どもアドボカシーセンター福岡主催の「聞かせてワーク」に花っ子クラブの子どもたちが参加しました。子どもアドボカシーとは、子どもの声を聴き、その権利を守る取り組みです。2022年度の取組の様子も報告書に載せていただきました。

 今回は、「聞かせてワーク」の進化系として、子どもの権利を体験を通して学ぶ機会「きかせてジャーニー(旅)」が催されました。

 最初は、どの子もとても緊張気味でしたが、アドボケイト(子どもと一緒に考え、サポートしていただくスタッフ)の皆さんの優しい声掛けや、的確な発問でだんだん気持ちはほぐれて、子どもたちの発言も多くなってきました。
 最初に「権利の話」を聞き、基本的な人権が守られなければならないこと・自分の考えを自由に伝える事が出来ること「意見表明権」・差別されないことなどの権利があることを理解しました。
 そして、素敵な旅をするために自分の気持ちを紙飛行機に書いて、誰かに伝えようということになりました。家族や先生・友達に伝えたいことや、心の中のモヤモヤした気持ちなど、名前を書かずに自由に記述しました。
 いよいよ、紙飛行機に乗って自分の書いた気持ちが旅に出ます。
 飛んできた紙飛行機には「どうして人の悪口を言うの?」「私だけ怒らないで」と、それぞれに旅をした人の気持ちが表現されていました。アドボケイトの方の助けを借りながら、子どもたちは、表現されている内容を聞いた時に、自分がどのような気持ちになったのかを発表してくれました。紙飛行機で、たまたま自分の手元に届いた友達の気持ちですが、どの子もその内容を真剣に受け止めていたようでした。
 最後は、今日の体験を振り返って、今の自分の気持ちを「気持ちのカード」に当てはめてみました。
 最初はほとんどの子が、「ふつう」ですと言っていました。しかし、振り返りでは「安心」を選んでいる子が多かったようです。「ジャーニーパスポート」をもらって、色々な権利があることも分かりました。  また、クエスチョンページがあり、「宝物はなに?」など色々な質問に夢中になって書いている姿を見て、「安心」して自己表現することが出来ているなあと感じました。
 

とはいっても、初めての経験で緊張続きだった90分間。活動が終わってホッとしたのか、最後は、紙飛行機飛ばしに夢中になっている子どもたちでした。
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2023年8月21日月曜日

HaNaHaTa紹介コーナー 「射的体験」

 ●8月17日(木曜日) 14:00~

 「APS」(Air Precision Shooting)射撃体験が公民館の講堂で行われました。中学生とその保護者対象で、中学生8名が参加してくれました。その他にも保護者、育成会中学部のみなさん、公民館職員もふくめ16名のみなさんが体験をしました。

 公式競技の開催資格を持つ西さん(環境推進部部長)とAPS CUP Challenger’s FUKUOKAのメンバー2名(北九州と早良区)の方も応援に駆けつけていただき、公式競技の場をセッティングしていただきました。

 BB弾をピストルで勝手に打つのとは大違い。APS精密射撃では、厳密なルールがあります。

【ルール】○ピストルを使わない時は銃口に必ずカバーをかぶせます。

     ○銃口は絶対に人に向けない。

     ○トリガー(引き金)には、最後まで指をかけない。

    ※この3つは、今回の体験が終了するまで、

          何度も・何度も・何度も言われました。

 このことについて、西さんに尋ねたら、「とにかくルールの基本は最初に徹底的に身につけることが大切です。いくら的に当たるようになっても基本が身についていないと、ルール違反で減点になったり、自己制御力が育たなく結果的に実力も身につきません」とはっきり言われました。  

    

 ●基本を学びました。

 子どもたちは緊張しながら説明を受けていました。
 いよいよ、ピストルを手に取りました。
 大人も、体験させていただきました。
 3人の方の試技も披露していただきました。
 子どもたちも練習を重ねることで、的への的中率もとてもよくなってきました。ただ最初に教えていただいた基本的なことは、夢中になっていると、ついつい忘れてやってしまっていました。競技を楽しむためにも、安全第一の気持ちはとても大切なことなんだと改めて感じる事が出来ました。

 西さんは「この競技をするようになって、自分の心を制御(コントロール)することの大切さがわかり、自制心がついてきたと思います。」と言われていました。

 お忙しい中、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。END




              

   

 

2023年8月16日水曜日

事業報告10 夏休みキッズスペース「プラスチックごみ」

 ●8月4日(金) 10:00

 毎年、夏休みに開催している小学生向けの学習会(今年は合計2回)です。

 今回は、花王グループカスタマーズマーケティング株式会社の高山 由紀さんを講師としてお招きし、「プラスチックごみ」について学習することになりました。



    子どもたちも、SDGsの17の目標を学年に応じていろんな教科で学んでいるようですが、高山さんは、スライドを使って分かりやすく教えていただきました。 
 

 特に今回は、目標12の「つくる責任、つかう責任」(持続可能な消費と生産パターンを確保する)について詳しく教えていただきました。
 世界的に見ても、日本から出しているプラスチックゴミの量はかなり多いようです。しかも、日常の生活の中で出るプラスチックゴミは他のゴミと比べてみてもかなり多いようで、60%近くになっているとのことでした。

 そこで、持続可能な取組として次の三つが提案されました。

  ①Reduce(リデュース:ゴミになるものを減らす)
 ②Reuse(リユース:繰り返し使う)
 ③Recycle(リサイクル:原材料として再生利用する)


 SDGsの目標とプラスチックゴミについて学んだ後は、使う側の責任として、再利用可能なエコバッグ作りをしました。
 最初、エコバックを持ち歩くことには少し抵抗感がありました。しかし、慣れてしまえば当たり前になってきています。子どもたちは、小学生のうちからエコの大切さを学び、エコバック作りを通して、持続可能な世の中作りをすることは、きっと当たり前のことと感じてくれるのではないかと感じました。
 最後に、どんな思いで絵を描いたかを一人一人紹介し合いました。
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2023年8月10日木曜日

事業報告 9 子育てサロン「バンビ」:乳幼児親子対象救急法  

 ●8月2日(水)10:00~ 11組の親子、12名の子ども参加

 昨年に引き続き、本年度も乳幼児の事故について、福岡市防災センター職員の方2名をお招きして、乳幼児親子対象の救急法を開催いたしました。

 内容は「子どもの周りの危険とその予防策」

    「心肺蘇生法」「応急手当」の3つについて学びました。





  実技では、赤ちゃん人形を使って、皆さん真剣に体験しました。

 ※心停止になったら、救急車が来るまではとにかく胸骨圧迫をして、脳に酸素を送り続けましょう。これは、救急隊員から「止めてください」と言われるまでやり続けましょう。

 講習会のあとは、恒例の水遊びをして楽しみました。
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事業報告8 よりあい塾「ラク家事講座 お掃除編・お洗濯編」

 ●7月27日 参加者27名  

 講師:花王グループカスタマーズマーケティング株式会社 堀岡 律子さん

 今回は、「お掃除編」「お洗濯編」「まとめ」と、ラク家事のポイントを示しておりますので、写真と共にご覧いただき、ぜひ、ご活用ください。

最初に、

 「花王の原点は高級化粧石鹸。およそ130年前に誕生。お顔洗いから「花王」         という名前がつけられたそうです。」


【お掃除編】

*スーパーに行くと洗剤の量の豊富さに驚く。家の生活の変化に合わせ、掃除用洗剤が開発されている。生活とお掃除の関係性。

・1950年第~70年代。人々の生活が豊かに→

   日本が急激に成長していった時代。食事の内容や住まいの形態が大きく

 変化し、新しい汚れが登場

・1980年代~90年代。時代の主役は働く女性→

 共働き世帯が増え、家事分担が進む時短意識が高まり、お掃除そのもの

 を間なく、簡単に

・2000年代。環境や健康への意識→

 新たな価値を求める時代へ 健康・安全への意識が高まり、ニオイや

 除菌ケアが必要に

・2020年代。暮らしの中心は「家」に→

 衛生的で快適に過ごせる空間へ。衛生意識と時短ニーズの高まり。

 簡単・きれい掃除ができるように

*住まいをキレイにするために 知っておきたい3つのポイント

   1、汚れの種類と性質

    2、使われている材質

    3、洗剤・洗浄剤、漂白剤や容疑の使い方

*住まいの中の汚れの特徴  →付いたらすぐに落とす!家族の意識も重要

   ・リビング・・・・・・・・ザラザラ汚れ(油跳ね・食べこぼし

                ・ホコ・ハウスダスト・手あか)

   ・キッチン・・・・・・・・ベタベタ汚れ(べたつき汚れ・焦げ付き

                 汚れ・水アカ・油汚れ・食べカス)

   ・バスルーム・・・・・・ヌルヌル汚れ (石けんカス・カビ

                 ・水アカ・ピンク汚れ)

   ・トイレ‥・・・・・・・・・プンプン汚れ(し尿汚れ・黒ずみ

                 ・黄ばみ・ニオイ)

*汚れの種類と性質 

→汚れは時間たつと熱や光、温度などによって変化し、落ちにくい汚れに

 代わる。汚れの種類や程度に合わせた洗剤で効果的に落とすこと

   ・ガス台まわり・・・・・

     調理後の温かいうちだと汚れが落ちやすい、点火つまみやガス管な

     どのベタつき汚れは、湿布法で

   ・鍋のこびりつき・・・

     つけ置き洗い。つけおき用の洗剤をつかって。水も手間も節約

   ・ステンレスシンクの水あか・・・・

     「くもり(白い汚れ)」は水道水中のケイ酸などにより、発生する

      水垢なので洗剤では落ちない。クエン酸入り食器用洗剤をスポン

      ジでこする。がんこな場合は、クリームクレンザー。シンク内は

      横に細い線が入っているため、その流れに沿って洗うとよい。

    ・排水口のヌルヌル汚れは塩素系スプレーで。

       注意  酸素系と塩素系を混ぜない!!

           塩素系を使用するときは、手袋。ゴーグルなどを

           着用した方がよい。

    ・カスコンロ周りの壁の油汚れ・・・・

        使用後のクオカードや割りばしを斜めにカットしたもので

        こさぎとる。

    ・お風呂のカビ・・・

       カビは、「温度」20~30℃  「水分(湿度)」70~

       95%、以上 「栄養(汚れ)」手あか、皮脂、石けんカス

       などで発生。汚れが軽いうちに、日々の清掃が大事。

       浴室清掃は、「上から下へ「奥から手前へ」

     ・トイレは拭く順番を知り、上手にお手入れ

1、  ドアノブ、ドア、ペーパーホルダー   < 手の脂>

2、  タンクレバー、タンク         <ホコリ>

3、  便座おもて、蓋おもて、うら、便器外側 <尿ハネ>

4、  壁                  <尿ハネ>

5、  床              <ホコリ・尿ハネ・髪の毛>

6、  便器うら・上側、便器のふち・うら   <水ハネ・尿ハネ> 

 ・便器後ろの狭い部分や壁は、ミニワイパーなどでラクラク掃除

 *くらしの中の節水・節電

    ・部屋を片付けてから掃除機をかけるべし →

     時間短縮掃除機を10分使うとテレビ1時間分の電力消費量に相当

    ・エアコンのフィルターは月に1~2回のお掃除

    ・掃除機の使用時間を減らす→ 

     便利な道具を使いこなす <床用ワイパー>

     片足を大きく前に出し姿勢を低くし、腕を大きく前に出すことで、

     ストレッチにも効果大。シートの種類も豊富。

     場所・用途により使いこなしましょう。

 *お掃除の手順とコツ

    ①掃除の前に、整理整頓

    ②敵「剤」敵「所」で洗剤や道具を選ぶ

    ③効率的なお掃除は「上から下」「奥から手前に」進める  

    ④週に一度のリセット掃除 



  【お洗濯編】 

*新しい洗濯表示   <資料参照>

     日本では、従来、日本工業規格(JIS L 0217)という日本独自の規格で定められた洗濯表示だったが、平成28年(2016年)12から、国際規格に合わせた新しい洗濯表示(JIS L 0001)に変わりました。   

 


 *洗濯機を上手に使いこなしましょう。 (標準コース・手洗いコース・大物洗いコース)

 *部屋干しのニオイの原因は「菌」 →ニオイを防ぐポイント

    お洗濯の工夫 ・・・・・洗たくものは詰め込みすぎない。 

                洗剤や漂白剤を上手に使いこなす。

                すすぎは必ず水道水で。

                仕上げには抗菌効果のある柔軟仕上げ剤を

    洗剤・・・・・・・・・・洗濯剤は「適量」を守る。洗濯温度は

                20~40

 *お風呂の残り湯を使って節水・・すすぎには使わない事。

 *洗濯ネットの使いこなし方・・・衣類のからまり、洗濯ジワ、型崩れを防ぐ。

                 デリケートな衣類や、糸くずの付着、                     

                 毛羽立ちを防ぐには目の細かいネットを                                          

                 使用。服のサイズに合わせて使用する。

 *粉洗剤と、液体洗剤の違い・・・・粉のほうが液体より、洗浄力は強いが

                 冬場は、水が冷たく溶けにくい。

【まとめ】

 初めて参加される方が数人おられ、日々の家事について、関心を持たれる方が

多いのだと痛感しました。

映像を交えながら、一つ丁寧なお話と実演を含め教えていただきました。

 知っているようで、知らなかったこと。なるほど~と思えるような事柄があり、

ヒントをたくさんいただきました。27人中25人が女性だったこともあり、

お話の合間合間に質問される方もいらっしゃいました。

 *お掃除は、汚れたらすぐに掃除する。日々の掃除が大切で、家族全員が協力す

  ることで、快適に暮らせる。適材適所で、洗剤の使い分けをする。

*お掃除の順番を知ることで、時間の短縮や電気代の節約にもつながる。

*お洗濯では、洗濯表示が国際規格になったことを初めて知った。

細かく表示が分かれているので、しっかり確認することが大切。

 汚れが酷いといって、大量に洗剤を投入しても、洗浄力は変わらない。

  分量通り、洗濯槽には、7~8割の洗濯物を入れるのがベスト。 

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