●5月29日(木) 10:00~ 「馬頭琴に触れよう」
成人~高齢者対象のR7年度「よりあい塾花畑」がスタートしました。開講式では馬頭琴演奏者のドランさんと中村 通さんご夫妻をお招きして「馬頭琴に触れよう」というタイトルで演奏会を実施しました。ちょうど50名の参加があり、途中休憩を入れながら下記のようなプログラムで進行しました。モンゴルの人々の暮らしと楽器についての話もあり、モンゴルの自然を頭にイメージしながら馬頭琴の音色に聞き入っていました。
🐎 入 場 お二人とも、見事なモンゴル衣装に身を包まれ、太陽の象徴を表している帽子と、皮のブーツをはかれていました。モンゴルは緯度の高い地域にあり、10月過ぎから雪が降り始め夏の訪れが遅い時には6月でも雪が降るそうです。気温が最も低いころはー40℃にもなるそうで、基本的には半袖での生活はないそうです。
🐎 モンゴル紹介 パワーポイントの映像を元に、モンゴルの自然環境や生活の様子(昔から今)を詳しく説明していただきました。遊牧民の生活で印象的だったのは、海や湖がないため、水はとても貴重な資源で簡単に捨てたりすると幼いころは怒られていたそうです。あまり暑くなく乾燥しているので、お風呂も毎日入る習慣はなく、体をふいて済ませることが多かったそうです。トイレは外で済ませるのが当たり前で、日本のようにウォシュレッがあるのは、都会の裕福な家庭に限られているということでした。また、遊牧民の食事は白(乳製品:チーズ等)か赤(肉製品:羊の肉か牛の肉)の2種類になるそうです。基本的に野菜はほとんど食べないそうです。
🐎 楽器の紹介と演奏 モンゴルでは馬は、とても大切な人間のパートナートということで、いろんなもののシンボルになっているそうです。各楽器にも馬の彫刻や模様が施されていて、生活のいたるところに馬の姿が見られるとのことでした。
楽器の紹介や馬頭琴の演奏の大変さも(2本弦)教えていただきました。馬頭琴は両足に挟んで演奏されていましたが、その理由は馬にまたがっているのと同じ状態にするためということでした。楽器の基礎知識を聞いてからの演奏だったので、演奏者の思いがより伝わってきていたのではないかと思います。
🐎 エピローグ 演奏が終わっても多くの方が、ドランさん、中村さんの所に集まって、楽器の話や演奏の苦労などを直接聞かれていました。多くの方が、馬頭琴の演奏を通して遠い昔(?)の故郷の様子を思い浮かべられたのではないでしょうか…。演奏会の会感想を書いていただきましたのでご覧ください。
🐎 慌ただしい日常生活の中で、フッと我に返った時間でした。馬頭琴、の演奏に衝撃を受けました。
🐎 モンゴルの文化・習慣などを演奏前に聞けて良かった。二胡は何度か聞いたことはありますが、馬頭琴は違った哀愁があり、モンゴルの草原が感じられ良かったです。モンゴルと馬は欠かせない繋がりがあると感じられました。ここで体験できないと一生出会えなかったと思うので感謝です。
🐎 モンゴル人でありながら、中国の法律で成り立っていることにビックリです。馬頭琴の演奏素晴らしかった。モンゴルの広いひろい草原にいるようでした。
🐎 モンゴルの歴史など話が聞けて良かったです。テレビで見たりはしますが、身近で聞くと分りやすい。音楽も素敵で気持ちよく心に残りました。聞いているだけで、心はモンゴルを旅しているようでした。演奏される馬頭琴の説明、生活の中でのかかわりなどお話しくださってからの演奏だったのでとても分かりやすかったです。
🐎 馬頭琴を大変楽しみにしておりました。以前NHKでモンゴルの少年が競走馬に乗っている様子を見たのを思い出しました。モンゴル草原の風をありがとうございました。
🐎 モンゴルについての説明をしていただき生活習慣がよく分かりました。大草原をかける様子が浮かびますね。音の余韻を感じられました。本日は良い日になりました。ありがとうございました。
🐎 初めて馬頭琴を見て、聴きました。感動しました。モンゴルの草原の中にいるようでした。また聞きたいです。お話も上手でモンゴルの文化に触れることが出来て良かったです。
🐎 モンゴルの方の生活がドランさんのお話で詳しくわかりました。服装も素敵でした。馬頭琴の音色、弦が多いことにビックリです。日本の2曲を馬頭琴で聞けてモンゴルの曲と合わせて素晴らしかったです。ドランさん、中村さんのお人柄がいいですね。
🐎 モンゴルの様子をスライドの写真で見て、話を聞くことができて良かったです。民族衣装も現物を見られてとても嬉しかったです。住居や食物など日本と全然違うのだという事がよく分かりました。馬頭琴の演奏も、馬の走る様子が見えるようでした。勇ましい曲やゆったりした優しい曲など素晴らしかった。ギターのような楽器も良かった。本当に素晴らしくてびっくりしました。ありがとうございました。
🐎 馬にまたがって大草原を自由に走り回っているような感覚になり、又、静かな曲は夜のしじまを、長い夜を感じるような音楽でした。大草原の中で移動を繰り返しながらの生活ですが方角を知ることはやはり太陽や月でしょうか?また、生死を知る手段?モンゴルの人として証明する戸籍などはどうなっているんでしょう?
🐎 モンゴルの衣装はとてもきれいですね。馬頭琴の音色とてもいいですね。独奏の曲もなぜか凄くなつかしく感じました。哀愁的なメロディで感動しました。
🐎 異文化の馬頭琴とても爽やかで素晴らしかった。スーホの白い馬の物語を交えて読んで、音楽を(馬頭琴)を弾きながら聴きたかった。でも、至福の時間をありがとうございました。
END