2022年8月31日水曜日

『トゥインクル発表会&夏祭り』(キッズダンス)

 8月28日(日)夏休み最後の日に、公民館内でキッズダンスサークル「トゥインクル」の発表会と夏祭りがありました。   
 振り返れば、公民館事業の「子どものダンス講座」として始まり、このまま終わらせるのは残念だという事で、その翌年に、キッズダンスサークル「トゥインクル」が立ち上がり、今年で10年目を迎えました。当時、参加した子どもたちは、20歳~22歳になりました。 当時、ダンス講座でお世話になった紗苗先生(花畑小卒)が、そのままサークルの講師として残って下さっていますが、彼女もまた、就職して、結婚し、1歳になる男児のママでもあります。 本当に、歴史を感じてしまいます。 
  サークルを立ち上げると言っても、簡単なことではありませんでした。 サークルの趣旨を理解し、子どもの健全育成のために、保護者もサポートする(サークル運営)という大きな役割が出てきます。公民館事業への積極的な参加や成果を地域に還元していくことも必要とされます。 そのような中、立ち上げから、3~4年経たころ、会員数が減り、サークルとしての存続も危ぶまれた時期もありましたが、保護者の皆さんの熱心なサポートで、今や入会待ちの状態になるほどの40名の大所帯の人気のサークルになりました。
  コロナになり、この数年、発表の場がなくなっていましたが、少しずつ行動制限が緩和されたことと、先生や保護者の方々の思いから、子どもたちに楽しい場を提供したいということで、今回のイベントが計画されました。 保護者の方々の熱心で、心温まるサポートによる楽しい会を報告したいと思います。

 『 第1部 発表会 』 

 

低学年   ♪ 「三原色」 YOASOBI

          
             
高学年 ♪「Permission to Dance」 BTS

  
低学年  ♪「ASOBONiziU

高学年  ♪「Domino」 Jessie J


髪型や衣装をそろえ、メイクもばっちりかわいく整えて、笑顔いっぱい、堂々と踊る姿に、たくさんの拍手が送られました。緊張している子どもさんもいましたが、日ごろの成果を精一杯出し切れたようで、とても格好良かったです。

          

『 第2部 夏まつり 』 

 ダンスの発表が終わると、保護者の方々は夏祭りの会場づくりに奮闘されました。子どもたちは、休憩を含め、2階の部屋で待機。サークル会員の兄弟児を含め、子どもたちは6つのグループに分かれて、今か今かと、夏祭りのスタートを待ちました。再び講堂に集まり、遊び方のルールなどを聞いた後、一人1枚のスタンプカードを渡され、グループ単位でスタンプラリー形式で移動し、6つのブースを楽しみました。 

 射的  一人3発のコルク玉。 数字の書かれたカードを目掛け、引き金を引きます。当たったらその番号の景品をゲットできます。集中集中!! 何が当たるかはお楽しみ。もちろん残念賞もありました。




ピンポン玉入れ  手作りの玉入れです。

 空箱に紙コップが並べられ、それぞれのコップに飴玉が数個ずつ入っています。一人 6個のピンポン玉を、離れた場所から投げ入れます。もちろん年齢を考慮しながらの配慮有り。バウンドでも、直接でも入ればOK入ったコップの飴玉をゲットでき、なおかつ、縦横のビンゴになれば、袋菓子までもらえます。うまく考えられているなぁ~と感心しました。


せんぼん釣り  100本近くのタコ糸の中から、好きな糸を1本選び引っ張ります。糸の先には、数字がつけられていて、番号に応じたお菓子がもらえます。

スーパーボールすくい  ビニールプールの中には、わくわくするようなボールが入れられ、ポイを使って、すくっていきます。うまくすくえなくてもおまけをたくさんもらえます。みんな上手だったよ。



ヨーヨー釣り  色とりどりのヨーヨーがびっしりとビニールプールに浮かんでいます。こよりが水にぬれて切れるまで、何回でもトライ!!吊り上がったと思えば、プチン!と切れてしまいます。大丈夫、1個はもらえますから~。

沙苗先生も童心に返って

かたぬき   爪楊枝を使って、そーっと、慎重に枠をはがしていきます。集中と根気が必要です。

 ゲームに入る前、みんなが触れるものに対しては、手指消毒が徹底されていました。6つのブースを思いっきり楽しんだ子どもたち。各自の袋には、ゲットしたおもちゃやお菓子でいっぱいになりました。手作り感満載の楽しい企画を考えられた、保護者の方々の熱意と子どもたちへの愛情がよく伝わった発表会と夏祭りでした。

今後も、花畑第1区の子どもまつりや、花畑ふれあい祭りに向けて、練習に励んでいくようです。これからも発表の場がたくさんあるといいですね。

END

2022年8月24日水曜日

花畑公民館「処暑の花だより」

  23日に、24節季の「処暑」(暑さが落ち着いてくる時期)を過ぎ、ほんの少しだけ朝夕の気温が下がってきているような感じがします。盛夏の中、公民館の花たちは、充分な暑さと適度な水とほんの少しの肥料をもらって元気に育っています。7月4日に「梅雨明けの花だより」をお伝えしてほぼ2カ月、子どもから大人に成長したような花たちをご覧ください。

○百日草(プロフュージョン)

4枚の写真を張り合わせています。

○ひまわり

 百日草の後ろのスペースにひまわりを植えていました。7月は百日草より少し背が高いくらいでしたが、今は1m以上に背丈が伸び、ちょうど花が開く時期です。しかも、少しずつ開き方に差があるので、ここで、花開く様子を一堂にご紹介できます。

全て同じ日の同じ時間に取った写真です。


○ゴーヤ

 花のご紹介ではありませんが、ゴーヤも成長しました。ただ、今年の成長ぶりは昨年と比べると、葉の大きさも小ぶりで、ゴーヤの実も大きくて10㎝ほどにしか成長しませんでした。ゴーヤチャンプルを期待していた方?にはちょっと残念な結果になりました。本来の目的は「緑のカーテン」でしたが、少しスケスケのカーテンになってしまいました。






















 
○オリーブの実 
 わずかですが、ライトコートにあるオリーブの木に実がなっています。11月~12月にかけて収穫できるそうです。実がなる枝と実がならない枝があるようです。また、実をならせるためには複数の木を植えた方が確実に実がつくようです。さて、収穫したオリーブはどうしましょうか……?

○「おまけ」です。
ヤブラン
トウモロコシ?
鶏頭の花









END

2022年8月23日火曜日

事業報告(9) 「染め物に挑戦!」

 ●8月19日(金) 花畑キッズスペース(玉ねぎの皮で、染めてみよう)
 

 夏休みも残り少なくなってきて、子どもたちは夏休みの宿題が気になってくる頃ではないでしょうか?特に自由研究は、一長一短に出来るものでなく、それなりの構想と準備と手間暇をかけることが必要です。

 今回の染め物は、作品を仕上げる時間はさほどかかりませんが、玉ねぎの皮を集めることは少々時間がいるようです。申し込みをした子どもたち(5月に案内)にも、事前にお知らせをして集めてもらいました。公民館でも色々な方に声掛けをして集めていました。ご協力ありがとうございます。

 今回の染め物の先生は、地域指導者の佐田 園美さんです。佐田さんは、中学校の美術の先生の資格を持っておられ、学校や絵画教室で多くの子どもたちに接して、一人一人の個性を大切にしながらその感性を育ててこられました。また、色々な趣味をお持ちで日頃は公民館で茶道を学んでおられます。

 今回の参加者は11名で、次の内容で染め物体験が実施されました。
まずは、佐田先生が初めて出会う子どもたちなので、みんなで自己紹介をしました。
【完成までの手順】
①布を断つ、マジックで名前つけ②豆乳に着ける③輪ゴムと割りばしで模様作り④染める⑤色を定着させる⑥水で洗う⑦輪ゴムを取る⑧作品の完成⑨干す

 玉葱の皮は、事前にステンレスの鍋に入れて煮立てて、色がでたところで皮をきれいに取り除いて準備しておきます。











 ①今回は、木綿の反物を、一人約50㎝に切って2枚準備しました。


②豆乳に浸します。タンパク質に浸しておくと染めやすくなるそうです。

 ③輪ゴムと割りばしで、模様を作ります。縛ったところには染料が入りにくいので、染まらずに白くなります。ただ、結び加減で白の出方も変わり、模様の形も変化するので、想像力を発揮しての輪ゴム操作になります。


 ④染める、いよいよ染めの作業です。熱いお湯の中に入れるのでさいばしを使って、約5秒から10秒浸します。※沸騰したお湯につけますのでやけどに気を付けてください。また、染める時間は、玉葱の皮の濃さにもよりますので、いろいろ試すことが必要なようです。

 ⑤色を定着させる。ミョウバンを溶かしたお湯に浸します。
※④と⑤の作業はやけどの危険性が高いので、大人がしたほうがいいようです。

 ⑥水で洗います。   ⑦輪ゴムを取ります。



 ⑨干す。みんなの作品が出来上がった後に、うまくいったところや、気にいったところなどを感想を含めて紹介しました。ご覧になってもお分かりの様に、みんなきれいな黄色と白の模様に仕上げることが出来ました。植物の持つ神秘的な力に子どもたちも驚いたのではないかと思います。

 佐田先生にお伺いしたら、ビワの葉など色々な植物で染めることが出来るようです。どんな植物が、どんな色に染まるのか?ぜひ、皆さんも試してみてはいかがでしょう……。