2022年7月30日土曜日

事業報告(5) ふれあい広場         「手作りおやつをつくりましょう」

 今回のふれあい広場は、子ども達を遊ばせながら、お菓子作りをして,楽しみ倍増の広場となりました。当日(20日、水曜日)は、天気も良く、今年初めてのプールも設置して水遊びで楽しんだ子もいます。今回は写真中心の報告になりますが、子ども達や親御さんの楽しんでおられる様子をご覧ください。

 おやつ作りのでは、地域指導者の藤本 千鶴さんをお招きして「スコーン」作りを楽しみました。藤本さんは複数の他の人に指導するのは初めてだということでしたが、事前に何度も試作をされ、公民館にも2度来館されて試し焼きをされていました。初めてということでしたが出来上がりは大成功!とっても美味しいしくてお昼前でしたが思わず何個もいただきました。

 中身に、ドライフルーツやチーズやゼリーやチョコチップなど色々な味を楽しめて、生クリームとヨーグルトをトッピングして食べると一段と美味しさが増しました。レシピも作っていただいていますので、ぜひ皆さんもお試し下さい。藤本さんの思いがいっぱい詰まったレシピです。

藤本先生です。美味しいスコーンありがとうございます。


子どもは水遊びが大好き‼ 水着姿も可愛いですね。


○スコーン作り



子どもも大人も大満足のおやつタイムでした。
ごちそうさまでした。


2022年7月19日火曜日

事業報告(5)公民館サークル会員対象「救急法講習会」

  7月16日(土)に福岡市防災センターの消防出前講習「救急」が行われました。末松さんと徳安さんの軽快なお話と実技を交えて、真剣に、かつ、分かりやすく最新の救急法の考え方を学ぶことが出来ました。今回の参加者は、各サークルの代表の方25名と公民館職員4名の合計29名です。公民館にはAEDが設置してあるので、有事の時には私たち職員が率先して対応しなければなりません。

 今回は、10:00~11:00までの限られた時間でしたが、次のような内容で講習会が行われました。                      ①福岡市の救急概要②熱中症につて③胸骨圧迫④AED 



■応急手当の基礎知識としていただいたパンフレットには次のように書かれています。
私たちは、いつ、どこで、突然のけがや病気におそわれるか予測できません。このような時、病院へ行くまでに出来る手当を「応急手当」といいます。また、様々な原因で呼吸が止まったり心臓が止まったりした場合には、救急車が来るまでにその場に居合わせた人が手当てをしないと命は助かりません。このような時に行う応急手当を特に『救命処置』といいます。」

 福岡市の場合、119番通報をして何分くらいで救急車が到着すると思いますか? コロナの感染状況にも左右されるそうですが、平均で 8分21秒 かかるそうです。つまり、万一の場合その場に居合わせた人は、救急車が来るまでの約8分間、救命処置をしなければならないということです。

 
 救命処置の流れは、
1 安全を確認(周囲の安全を確保します。)
2 反応の確認(「大丈夫ですか?」と呼びかけ、意識の有無を確認
        します。)
3 助けを呼ぶ(「救急車を呼んでください!」「AEDを持って来て
        下さい!」)
4 呼吸をみる(胸と腹部の動きを見て、動いていなければ心停止と
        判断します。)
5 胸骨圧迫!(強く・速く・絶え間なく。圧迫して血液を循環させ
        ます。)
        ※心臓のポンプの代わり、1分間に100~120回
6 AED到着 (電源を入れ、電極パットを装着します。)
        ※音声ガイダンスの指示通りに

 心停止を確認したら、いよいよ胸骨圧迫開始です。末松さんの話によると、心臓が止まって、脳に3分間血液が流れないと障害が残るそうです。一刻も早く胸骨圧迫をして心臓の代わりをしながら、全身に血液が流れている状態を確保し続けなければなりません。これは、AEDが届くまで、救急車が届くまで、絶え間なく行う必要があります。年間、約6万人の人が心臓突然死で亡くなっているそうです。一人でも多くの命を救うために冷静な行動が求められます。
 参加された皆さんは、胸骨圧迫の専用の器具を使って真剣に圧迫の仕方を学んでおられました。最初はぎこちなかった動きも徐々に慣れてきて、押す時に「キュッ!」と鳴る音もそろう様になってきました。実際に押していた時間は1~2分くらいでしたが、万一の時は「絶え間なく」ですから、もっと圧迫を続けなければいけません。一人の力だけでなく周囲の人の協力が必要になってきます。
 胸骨圧迫を続けているうちに、AEDが到着です。今回は実際に動作確認をすることはできませんでしたが、ポイントは電源を入れさえすれば後は「音声ガイダンス」の指示通りにやれば使用できることが分かりました。スマホのアプリでAEDの設置場所も確認できるそうです。
 「AED準備➡電源を入れる➡電極パット➡離れる➡通電ボタン➡胸骨圧迫再開」この流れで落ち着いて対応することが大切です。
 


 AEDの使い方を学んだ後は、119番通報の仕方を教えて頂きました。通報の仕方?簡単なように感じますが、通報するという緊迫した状況ではほとんどの人が慌てるようです。救急車を要請するつもりが110番にかける人も少なくないようです。特に身近な人に万が一のことが起こっている場合は、冷静さを失って通報することが多いようです。今一度、下の内容を確認しておきましょう。
 最後に、質問タイムで
○AEDの電極パットを張り間違えても大丈夫か?
  ➡大丈夫です。
○女性の場合のAEDの使い方は
  ➡ 女性が見えないように人で壁を作ったり、タオル等で周囲から見えないように配慮することが必要です。服をすべて脱がさなくてもAEDは使用可能です。
○人工呼吸は(口対口)
  ➡人工呼吸よりも胸骨圧迫を優先して

 あっという間の1時間でした。内容が豊富で忘れてしまったこともあるかもしれませんが、救命救急法は繰り返し学んでほしいと言われました。最後にAEDによって命を救われた方からの言葉をご紹介します。


 

2022年7月12日火曜日

芝生の再生を目指して vol、4

  梅雨が明け、強い日差しのもと植物にとっては適度な水があればぐんぐん育つ時期です。

 もちろん、公民館の芝生広場(屋上)の雑草も御多分にもれず、その勢いは芝を凌駕するほどです。前回は6月の3日に、草取りがひと段落ついたことをご報告しましたが、あれから一ヶ月。その後の「芝生?広場」の様子をご紹介します。

 一見すると芝生広場のようにも見えますが……。


 近づいてよーく見ると、

 いろんな種類の雑草が元気に?育ち始めています。
今回新たに目立ち始めたのが、地面を這うように育つ
     「コニシキソウ(小錦草)」です。

 どこからやってきたの?なぜここに?と、いっぱいいっぱい疑問符が頭をめぐるのですが、ネットで調べてみると、案の定手強い相手のようです。 春から秋にかけて見られ越冬はしないとのことですが、種子を地中に残してまた翌年生えてくるようです。地面を這いつくばるように乾燥した劣悪な環境でも繁殖していくそうです。ならば、環境が整った屋上では…。芝刈り機で刈り込むと殆どの雑草は刈り込まれるのでだんだん消滅していくようですが、小錦草は刈り込むことが出来ないので手で抜くしか方法はないようです。

 小錦草の他にも以前ご紹介した、地下茎を張り巡らす「チガヤ」や、力を入れないと抜けないことから力草とも呼ばれる「オヒシバ」なども育ち始めています。オヒシバは舗装道路の隙間から力強く生えてくる雑草の代表格ともいえます。急速に成長してトウモロコシやサツマイモ、サトウキビなどの作物の生産量にも悪影響を及ぼすようです。

 雑草のことについて詳しくなりますが、芝生広場の再生への道のりは簡単でないことを改めて感じているところです。今日もひと汗かかねばならないようです……。

「オヒシバ(雄日芝)」

 

2022年7月7日木曜日

「七夕様」に願いを込めて              (子育てサロン「バンビ」)

  地域の方の竹林から、公民館の玄関にピッタリサイズの七夕用の竹を頂きました。七夕に向けて折り紙や千代紙を使って飾り付けをしました。今年は梅雨が早く明けたので、7日には天の川が見え織姫と彦星が会えるかもしれませんね。短冊の願い事が叶いますように。

 ○公民館では6日、乳幼児親子対象の「バンビ」が開催されました。

『今日は何組の親子さんが、来てくれるかなぁ~』との心配をよそに、11組の元気な親子が来てくれました。 

 先ず最初は、南区保健福祉センターの長岡保健師さんによるお話です。『乳幼児の事故予防』 ~子どもを事故から守ろう~ と題して、20分ぐらいのお話がありました。子どもの特性を理解したうえで、予防できる点はたくさんあります。 特に、誤飲・窒息・転倒・転落等の事故が多く見られます。育成者がしっかりと環境を整え、目を配ることで、防げることがたくさんあるとお話されました。学生さんも3人来られていたので、最後まで、子どもたちとたくさん遊んでいただきました。

 次はお待ちかねの、笹飾りです。一枝ずつにカットした笹に、飾りを付けていきます。 短冊には、願い事を・・・・。子どもたちも、思い思いに・・・。 どんな願い事したのでしょうね? 






   最後は、ロビーの大きな笹飾りの前で、みんなで記念撮影をしました。


 七夕の夜に、家族で笹飾りを囲みながら、夜空を見上げてはいかがでしょうか?
 公民館入口の笹の横に、願い事を書く短冊を置いています。笹飾りは、7月いっぱいありますので、来館された時にはぜひ願い事を書かれて飾ってください。