2024年2月26日月曜日

3月の予定とセールスポイント

                           「飾りたる 小町びなの うれい眉」  阿部 みどり女

   立春を過ぎて、1か月が経とうとしています。春の息吹があちこちに見られるようになってきました。みなさんはどんなところに春を見つけられましたか?

 先日、ある農家の方とお話をしたら、「20年前に比べて季節が1か月くらい早くなっているのを感じます。以前は5月の連休に入って収穫していたエンドウの豆類が、すでに花が咲き、もう少しで収穫できそうです」と。長期予報では、今年の夏も猛暑とニュースで流れていましたが、ゆっくりと春を楽しみたいものですね。

 公民館行事も「花畑おひな様まつり」が、最後のメイン事業の取組になります。今年も、色々な催しを企画しております。お気軽に、公民館まで足を運んでいただいて、春の訪れを楽しんでいただければと思います。

※「ミニコミまいんず」2月29日 第285号 にも紹介してもらっています。

END



2024年2月22日木曜日

HaNaHaTa紹介コーナー  花畑健康フェア               「足腰びんしゃん運動教室」

 ●2月17日(土曜日)14:00~ 

 春のような陽気を思わせる温かい土曜日の午後、健康推進部主催の「花畑健康フェア」が公民館で開催されました。

 定員は先着40名でしたが、当日は、健康推進部のスタッフの方も入れて、総勢46名の参加がありました。前半:筋肉を中心にした講義と、後半:筋力アップの運動を教えていただきました。参加された方の中には「久々にいい話を聞かせてもらいました。ぜひ、家庭でも継続して運動できるようにしたいです。先生には、機会があったらまた来てほしいですね」と言われる方もおられました。

 宮崎訛りを少し感じられるユーモアあふれる先生の話し方と、テーマ(足腰びんしゃん)とぴったりの60代から70代の参加が中心だったので、常に笑いがあり、あっという間の2時間を過ごされていました。

●講演前


●講演会前半(講話)

     佐藤先生は講義の最初から半袖でお話をされ、元気いっぱいで笑顔が素敵な方でした。バレーボールが専門で全国大会に何度も出ておられ、若い時はなんと、垂直飛びが90㎝を超えていたそうです。いまでも、フルマラソンに出られたり、100㎞マラソンで完走もされたりしたということです。
 大学で運動生理学を勉強(15年間大学勤務)され、特に「筋肉」が加齢とともにどんな変化をしていくか研究されていたそうです。今は、自分で会社を立ち上げられ、地域の皆さんに「筋肉と健康の関係」を中心に「足腰びんしゃん運動」を進めておられます。
 先生は、講話の中で「次の2つのことはぜひ覚えて帰ってください。」と言われました。
 ◉ポイント1
  筋肉には、2種類の筋肉がある。
  ①「赤い筋肉」遅筋繊維:日常の生活で使う筋肉➡疲れにくく長持ち
  ②「白い筋肉」速筋繊維:瞬発的な動き・強い力で使う筋肉➡すぐ疲れる
   ※体を支えたり、バランスを取ったり、瞬時の動きに対応したりする
  加齢とともに②「白い筋肉」が早く衰えていく。先に委縮していく。
     ➡「白い筋肉」をトレーニングで鍛えていく必要がある。

 ◉ポイント2
  元気で長生きするためには、体力を上げておくことが必要
  ➡筋力アップが必須(90歳になっても筋力アップは可能!)
     
  



   
  
 立ったり、座ったりする筋肉は太ももとおしりの筋肉(白い筋肉)です。立てなくなると、一気に老化が進みます。立ち上がる時の白い筋肉を意識してトレーニングする必要があります。参加されている皆さんは、しっかりと、自分のももとおしりの筋肉を意識しました。
 

●講演会後半(筋肉トレーニング)
  ①指のトレーニング(脳を使った)
  先生の言われることは分かるんですけど、なかなか思うように動きません。
でも、先生は言われました。「大切なのは、できるかできないかではなく、脳を使って動かそうとすることです。」と、いくつになっても、何かにトライすることは大切なんですね。
   
  ※ダブルタスクと拮抗運動
  〝ダブルタスク〟とは二重課題、つまり二つ(以上)の動作を同時に行うことです。日常生活でいえば、歩きながら会話をする、食事をしながらテレビを見る、掃除をしながら鼻歌を歌うなどです。指の運動では、数える時に声を出しながら動かしました。
  ”拮抗運動”とは、体の手足を使って、左右または上下反対の動きをさせる運動です。 左右が異なる動きをする場合、考えながら動かす必要があり、そのことによって、脳が刺激され、活性化されます。
 ダブルタスクも拮抗運動も、途中から、頭の中の思いと動きが混乱して、笑いでごまかしている人も多く見られました。うまくできなくても、おなかの底から大声で笑うことも大切ですよね。
 ②肩の筋肉運動
  
腕を動かす筋肉と、腕を上にあげる筋肉は別の筋肉を使うそうです。加齢に伴って腕を上にあげにくくなっていませんか?先生は、毎日体操を続ければ、動くようになりますと言われていました。
 ③ボールを使った運動
 手のひらで握れるくらいの柔らかいボールです。表面はあまりつるつるしないほうがいいそうですが、100均で売っているボールで十分だそうです。日ごろ使っていない筋肉を鍛える道具としてご家庭に1個は準備されているといいですね。
 最後に、太もも(大腿四頭筋)の筋肉を鍛えることの大切さを力説されました。

 

 「年齢を重ねても、足腰をびんしゃんとして、自分の足で好きなところに行けることが大切です。そのためにはまずは立ち上がることです。そのために必要なのが太ももの筋肉です。体の中で一版大きな筋肉で、トレーニングすれば90歳を過ぎても筋肉の増加が期待されます。ぜひ、毎日トレーニングを続けて、いくつになっても趣味を楽しめるようにしていきましょう。」と締めくくられました。 

 END

 








  
  

2024年2月13日火曜日

HaNaHaTa紹介コーナー  男女ともアベック優勝!(南区小学生ソフトバレーボール大会)

 ●2月4日(日曜日) 9:20~ 南区市民体育館(南区子ども会育成連合主催)

 1月の校区大会の結果を踏まえて、男子9名、女子6名の選手たちが花畑校区代表として大会に参加しました。昨年より1校区増えて、全部で8校区(花畑、高木、三宅、若久、玉川、大楠、宮竹)の参加があり、男子8チーム、女子9チームのリンクリーグのあと決勝戦が行われました。

 なんと、男女とも連勝して決勝進出です。決勝戦は、Aコート(男子)・Bコート(女子)、同じ時間にスタートしたので、写真を撮ったり応援したりするのも、両方見なければならずうれしい悲鳴となりました。

 男子も女子も、最初はなかなかサーブが入らず、緊張気味でしたが、ゲームが進むにつれて体が動くようになり、練習の成果をいかんなく発揮しての優勝となりました。

  一足先に女子チームが、高木をストレートで破って、優勝決定です。
 続いて、男子チームも玉川をストレートで破って優勝を決めました。

●大会を振り返って「選手たちの活躍・熱戦の様子」特集
 試合が始まるまでは、とてもリラックスしている様子でした。しかし、いざゲームが始まると明らかに緊張の様子が伝わってくるようでした。しかし、これは相手チームも同じでした。花畑の子どもたちは、体を動かしているうちに、日ごろの練習を思い出したのか、とても反応が良くなり、サーブで得点になるケースもたくさんありました。
 サーブはバレーの命!毎週練習を積み重ねてきた子どもたちにとっては、大いなる武器になったと思います。サーブは失敗すると即得点につながるので、子どもたちは慎重に集中してボールをヒットしていました。
 あまりにも嬉しいと、人間って飛び跳ねるようですね…!周りからたくさんの拍手をいただいていました。
 監督からも一言いただきました。
 「男子のキャプテンが勝てたのはチームワークですよって言ってましたけど、男女ともにそこは素晴らしかったと思います。交代してベンチにきてすぐに声出しして応援したりプレー以外のところの成長が見られたのも嬉しかったです。」
 今回の優勝は、子どもたちの活躍はもちろんですが、それ以外にも監督さんをはじめとするスタッフの方のご指導や、毎週の練習や校区大会でお世話いただいたソフトバレーボールサークルの皆さんのご協力、そして応援をしてくださった皆さんの総和が結集された結果だと思います。本当に皆さんご苦労様でした。改めて、アベック優勝おめでとうございます。
END


2024年2月5日月曜日

事業報告31 「地元学」今後に向けて…

 ●2月2日 10:00~

 1月18日に「地元学講座」(2018年~2023年)最終章をお知らせしました。そして今回は、「5年間かけて花畑校区の良さを紹介した冊子ができたんだけど、このまま終わりにするのはもったいないね…」ということで、ご指導いただいた森 千鶴子先生(福岡教育大学非常勤講師)をお招きして、今後の花畑校区の地元学について皆さんの意見を聞く会が開かれました。

 まず最初に、森先生から「①地元学を通して新たに学んだこと、またこれからもっと学んでいきたいこと ②できた冊子をどう生かしていくか活用法について この2点について皆さんから自由に意見を出していただいたらどうでしょう」とご提案をいただきました。今回は11名の参加者があり、それぞれに5年間を振り返ってしみじみと思いを語られました。

 いくつかのご意見をご紹介します。

【地元学に参加しての感想】

〇お話を聞かせていただいた方は、高齢者の方が多かったが、今後も定期的にお話を聞くことも大切なのかなあと思った。

〇取材したところに、冊子ができた報告をお礼かたがたお尋ねしたい。

〇写真が多くあるのでとっても見やすいと思う。文章も、読みやすくなっている。

〇なんとなく参加したが、とっても楽しかった。これからも、何かあればついていきたい。

〇行きつけの居酒屋で早速配りました。でも、配りっぱなしではもったいない。

〇5年前の自分は若かったなあ…。公民館に来た人がすぐ目に付くところに置いてはどうか。

〇故山本館長の話を聞いたことがとても印象に残っている。5年前の赤煉瓦の家もなくなり、神社のおこもりもなくなっている。10年ひと昔だが、今は5年ひと昔と言える。

〇冊子になると改めて振り返ることができ、隔世の感を覚える。いろいろな店の中に入ることで新たな発見ができた。校区の人にも広げられたらいいなあと思う。

〇通りすがりで気になっていたことが、地元学でいろいろ話を聞くことによって、気になっていたことが分かったり・理解できたりしてよかった。

〇校区に住んでいる色々な人や建物、それぞれに歴史があるんだなあと感じることができた。

【今後の地元学について】

〇地元学で学んだことを、もっと広く・深めることをしていっては。(例えば:自然農法)

〇冊子は、取材先・町内会長・他の公民館・学校など、色々なところに配ってはどうか。

〇印刷・製本には、費用と手間がかかるので、HPやブログで紹介する方法も考えては。

◉「ふれあい祭り」で紹介するコーナーを作っては

◉公民館事業の「よりあい塾」で、「地元学発表会」を開催しては

◉「花畑校区カルタを作る会」講座を開き、元データーとして活用してもらっては

◉5年間で培った地元学メンバーの会合(同窓会?)を、定期的に開催しては

◉「お茶と、お菓子と、地元学」これからも、続けていきましょう。

 最後に、森先生から「これだけ長く続いている地元学は他にはありません。このエネルギーを今後も続けられるといいですね。定期的に集まってアイデアを出し合いましょう。」という、温かいお言葉をいただきました。次年度も、「地元学」関連のブログをご紹介することをお約束して…。          END