2022年8月10日水曜日

事業報告(8) 「透ける紙のペーパークラフト」(ランプシェード作り)

  ○8月5日(金)第3回キッズスペース

 今回は、香蘭短期大学の河野 洋子先生をお招きして、「透ける紙のペーパークラフト」ランプシェード作りを行いました。少し厚めのトレーシングペーパーを下地として、それに、いろいろな色の透ける紙(トランスパレントペーパー)を切ったり、ちぎったりして模様をつくり、のりで貼り付けました。

トランスパレントペーパーとは                                もともと西洋だこを作るのに使われるツヤのある薄い半透明の紙です。光を通すので、重ねることできれいな色のグラデーションが誕生します。1色を何枚も重ねると濃淡のきれいなグラデーションができ、違う色を重ねると、まるで絵の具を混ぜたように、重なったところに違う色が生まれます。先生が準備していただいたものは、西洋のものは色がはっきりしていて、日本のものは少し淡い色合いの紙でした。百円ショップでも売っているようですので、皆さんも色々な模様作りにトライしてみてはいかがでしょうか。

作る手順                                             ①トレーシングペーパーを三つ折りにする(最初にのりしろとして1㎝ほど端を折ります)                       

②色々な色を選びます

③ちぎったり、はさみで切ったりして模様作りをする

                                    ④切った模様をのりで貼り付けます。
                       


⑤作品の上と下に、補強の意味で色のついた細い紙を張り付ける(好みに応じて)


⑥トレーシングペーパーののりしろにのりを付けて三角柱のランプシェードが完成

 子どもたちは、とても集中して個性豊かな作品を仕上げることが出来ました。14名の力作をご覧ください。







 夜のライトアップ用に、百円ショップでLEDのロウソクを購入しました。ライトアップされた作品をお見せできないのは残念ですが、参加してくれた子どもたちは、家に帰ってきっと楽しんでくれていると思います。
 河野先生から教えていただいたランプシェード、これからお盆にかけて、また、夏休みの自由研究に、窓ガラスを飾る模様として、いろいろなところで楽しめるのではないかと思います。