●7月5日(土曜日) 8:45~
今年で5回目(1回は台風のため中止)の樋井川自然観察会を実施しました。毎回全面的に、伊豫岡先生(九州産業大学)のご協力をいただき、川の環境・安全に遊ぶ方法まで総合的に学習することができています。今回の参加者は花っ子(小学生)58人、乳幼児5人、青年(大学生)14人、成人24人、高齢者6人の合計107人です。熱中症が気になるほどの暑さでしたが、冷たい川の水に浸った人は暑さを気にせず100%楽しんでいたと思います。また、学生さんの応援や自治協議会の環境美化推進部の見守りと保護者の見守りで安心して観察会を実施することができました。本当にたくさんのみなさんのご協力ありがとうございました。
公民館「川の学習」➡樋井川「自然観察会」➡公民館「振り返り」の順で紹介します。
「川の学習」 伊豫岡先生より at:公民館
「樋井川の自然観察」 at:樋井川:太平寺セブンイレブン横より
日頃遊んだことのない川。最初は恐る恐る川に入る子もいましたが、水の冷たさが気持ちよかったのかあっという間に子どもたちは大喜び。なかにはライフジャケットの浮力を利用して川の流れに身を任せる子も…。亀やカエルやカニやどんこやアメンボウやメダカやエビやトンボも、いろんな生き物を発見していました。写真でその様子をご覧ください。
日頃はなかなか見つけることができない生き物ばかり。平気でつかんでいる子もいれば、触るのは苦手な子も。ただ、みんな興味津々です。
川のだいご味は、なんといっても冷たい水。熱中症が気になりますが、水につかっていれば安心です。水遊びに夢中になっている子も…。自然観察はどこへやら…。
今回は、たくさんの保護者の方にも参加していただきました。大人が楽しんでいると、子どももより夢中になれるようですね。
ゲットした生き物を伊豫岡先生に見てもらい、名前を教えていただきました。先生の目もキラキラ光っているように感じられました。先生は最後にこの様に言われました。「今日ゲットした生き物は、最後まで(死ぬまで)面倒見ることができるなら持って帰ってもいいです。しかし、それができない人は自然に返してあげてください。また、捕まえた生き物を他の川に流したりはしないように。それぞれの川の環境を変えることになるので気を付けようね。 最後に、みんなで記念写真を撮って帰りました。
「振り返り」 伊豫岡先生より at:公民館
遊んだ後は皆の靴の中に川砂がいっぱい。入口できれいに洗って、着替えをしました。先生から川の学習の振り返りをしていただき、改めて川で遊ぶときの約束を確認しました。「楽しかった人?」の質問にはみんなが手をあげていました。
遊び疲れたみなさんにほんの少しのプレゼント。棒アイスの半分ですが、みんなおいしそうに食べていました。お世話になった伊豫岡先生と学生さんに、大きな声でお礼を言って、今回の花っ子「樋井川自然観察」は終わりました。今の子どもたちは、学校で、「川で遊んではいけません」また、川での水難事故が報道されるたびに川で遊ばないように指導されています。自然の環境を学ぶためにも川での学習は子どもたちの取ってとても貴重な経験になると思います。ぜひ、来年も取り組みを具体化させていきたいと思います。
END