2025年4月28日月曜日

5月の予定とセールスポイント

        新緑に いよいよ古き 伽藍かな   日野 草城

 偶然ですが、2カ月続きで日野 草城の作品を紹介することになりました。 花畑公民館の前には「がらんどうさん」(以前は花畑小学校の運動場の中に)があります。
  学校の先生方が定期的にお掃除をされており、敷地内の石塔はまだ古くは見えませんが、新緑を背景にして日の光に輝いています。足元に目をやると、ちいさなアリたちが元気に動き回っていました。
  新年度も動き始めて早1か月、公民館の行事も少しずつ動き始めました。今年も、いろいろ工夫した事業が盛りだくさんです。多くのみなさんが来館されることを願っております。  
      今年の花畑公民館職員の合言葉は、来館された皆さんに「私の公民館」と思っていただけるように、笑顔・挨拶・安心・親切 で、魅力ある公民館作りにむけてがんばります。

END





2025年4月23日水曜日

事業報告2 「知っていますか フードバンク」+「花畑みんなの食堂」

 ●4月11日(金) 19:00~ 「ステップアップ セミナー」

 私たちの日常生活の中には、「えっー本当に?」と思うような知らない現実(課題)があるものです。また、知ってるつもりでも表面的な理解で、もっと勉強すると認識不足だったと思うこともたくさんあります。本年度は、公民館事業の一つである「ステップアップセミナー」を開催して、校区の方に新たな学びの機会を提供できたらいいなあという思いで講習会を開催しました。

 今回は、フードバンク福岡の岩﨑事務局長をお招きして、「フードバンク福岡」の活動のねらいや活動内容、また、食に関わる現実的課題について学ぶことにしました。夜19時からの開催でしたが、22名の方の参加があり、皆さんのステップアップの機会となりました。

 花畑校区では、4月19日(土)から「花畑みんなの食堂」(子ども食堂)の開催が予定してあり、支援グループのボランティアスタッフの皆さんもたくさん参加していただきました。

 岩﨑さんには、食品ロスの現状や賞味期限の3分の1ルールの問題、さらに子どもの貧困と食の関連についてなど、なぜ、フードバンクの活動をされることになったのかを解り易く講演していただきました。参加された方々から「えっ! そんな現実があったのか」と驚かれている方もおられました。

 3月16日の西日本新聞にも、最近フードバンクを利用する子育て世代や団体が増えているという記事が載っていました。岩﨑さんもフードバンクの仕事をしていると、いろんな状況の子どもたちを目にして「改めて生きるための食の大切さを感じる」と言われていました。


 参加者からも色々な質問が出て、予定されていた時間もあっという間に過ぎていました。

 フードバンク福岡のパンフレットには「ご支援をお願いします」のページに、私たちが支援できそうな具体的な項目が挙げてありました。                      ボランティア:食品を受けとる、運ぶ、整理する、渡す、衛生的に保つ。フードバンクもインフラの一端を担っています。あなたの力を必要としています。            企業様の紹介:食品を寄贈していただけそうな企業様や、インフラの一部を使用してもいいよという企業様のご紹介をお願いします。                           寄付:寄贈していただいたものを、無償で配布する。ガソリン代や、車両代、事務局の管理費などが必要です。寄付をお待ちしております。                   フードドライブの開催:地域や会社のご家庭で眠っている食品を集めるフードドライブ。やってみたいと思う方は、お気軽にご相談ください。                  募金箱の設置:レジ横や、会社の社員食堂など、募金箱を設置していただけませんか?毎日の積み立てが、たくさんの命をつなぐことにつながっています。            寄付つき商品自販機設置:各企業様と協力し、寄付つき商品プロジェクトをすすめています。寄付つきの商品の売り上げの一部は社会貢献のための寄付にあてられます。

 ちょっとしたお手伝いで、フードバンクの支援になることがたくさんありそうですね。


●4月19日(土) 「花畑みんなの食堂」がスタートしました。

 「花畑みんなの食堂」については、ブログでも開催の案内を紹介しておりましたが、当日は好天に恵まれ参加された方は、小学生53名、大人30名、ボランティアスタッフ28名、合計111名で、10時~13時まで公民館は大賑わいでした。

◎調理支援

 衛生管理は、特に気を付けられて準備をされていました。

 ◎学習支援
 公民館では以前から夏休み・冬休みの寺子屋で、小・中学生が学習をしていました。今回の「みんなの食堂」でもその流れをくんで、勉強に取り組む子がたくさんいました。1~4年生と、5・6年生に分かれて、学校から出された宿題に取り組んだり、花畑文庫の本を読んだりしながらまじめに自学に取り組んでいました。なかには黙って手をあげて、分からないところをボランティアスタッフから教えてもらっている子もいました。


  食事支援                                   今日のメニューは、カレーライスとマカロニサラダ、それにフードバンクからいただいたジュースもあります。お米は政府の備蓄米をいただいています。それに伴って、お米の大切さや食の大切さを学習する場も設定して、「お米通信」と「こめつぶ丸のごはんができるまで」(3分31秒)を見ながら、子どもたちが楽しく学べるように工夫しました。

  ◎美味しい・楽しい会食                         今回は、初めての開催ということでたくさんの参加があり残念ながらおかわりはできませんでした。その代わり、ボランティアスタッフの方がかわいらしくデコレーションしていただいたお菓子もおみやげにいただきました。
◎まとめ・反省会 
 第1回目の「花畑みんなの食堂」を無事終えて、ボランティアスタッフのみなさんも「ホッ」と一息。参加していただいた、子どもたちも・大人たちもみんな笑顔で楽しいひと時を過ごせていたのではないかと思います。ボランティアスタッフのみなさん本当にお疲れさまでした。毎月1回、第三土曜日の開催ですが、月によっては日程が変更になることもあるようです。5月は10日(土)10:00~、6月は21日(土)12:00~、7月は19日(土)10:00~、8月は23日(土)11:30~となっています。
 反省会では、さっそく次回のメニューも決まっていたようです。次回が楽しみですね。
END




2025年4月15日火曜日

事業報告1 令和7年度 公民館活動開始しました

 ●「公民館サークル開講式」 4月7日(月曜日)

 令和7年度の花畑公民館事業は、7日の「公民館サークル開講式」からスタートしました。当日は、地域支援課から吉川 賢次係長(本年度より花畑校区担当です)が来館され、公民館の機能や具体的な業務内容、また、公民館サークルの目的を説明していただきました。各サークルの代表の皆さんにも、本年度の抱負を一言ずつ発表してもらいました。

 公民館サークルの特徴の一つは、住民相互の自主的・主体的な学習活動が中心となります。また、自分のスキルアップのためだけではなく、地域に住む人たちと同じ活動をすることを通して、会員相互の交流や豊かな人間関係を築くことにあります。さらに、活動で得た知識・成果を地域に還元して、地域の文化の発展や、校区行事などに率先して参加することが求められます。

 本年度も館内(17)・館外(14)合わせて31のサークルが活動することになりました。具体的な活動日時と内容を一覧でご紹介します。年度の途中参加もできますので、興味がある方は見学され、活動内容等についてお尋ねください。また、連絡を取りたい方は公民館にお電話して(092-566-9061)いただければ、代表の方の連絡先をお知らせします。

「花畑彩の会:春爛漫」 4月9日(水曜日)

 令和3年の9月からスタートした「花畑彩の会」(緑のまちづくり協会:地域の花づくり活動支援事業)の花壇が、暖かな春の日差しを浴びて春爛漫を迎えてます。花壇は、花畑2丁目の都市高速沿いと、仲の原公園の2か所です。近くをお通りの際は、ぜひご覧ください。


「緑のコーディネーター:吉松さん、野村さん」 4月11日(金曜日)

 現在、福岡市の緑のコーディネーターとして活躍されている吉松 晃子さん(朝倉在住)と野村 絵美子さん(花畑校区在住)からハンギングバスケットを公民館に飾っていただきました。「今が一番きれいですよ」と最高の状態のお花のお友達を持ってきていただいています。

 福岡市緑のまちづくり協会が発行している「Machi  to  Midori」の48号に吉松さんのハンギングバスケットの作り方の記事が載っていました。興味がある方は、目を通されるととても参考になりそうです。公民館にもぜひ見に来られてください。

END