●9月2日(金)10.- 公民館のサークル活動とヤングケアラーについて
今回の人権学習は、公民館のサークル活動に参加されている皆さん対象に実施されました。講師の先生は南区総務部生涯学習推進課の人権教育推進員 高田幸平さんです。高田先生は花畑小学校・花畑中学校出身で、花畑小学校にも勤務されたことがあるそうで、花畑校区にはとても思い入れを持ってありました。今回の研修では、公民館サークルの目的や意義を含めて、楽しくサークル活動していくための心構えや、いま世間で話題になっている「ヤングケアラー」の実態と課題について学びました。
第2部は、人権教育「ヤングケアラー」について学びました。人権教育と聞くとちょっと難しいのではと敬遠しがちですが、高田先生は、まずは「知る」ことから取り組んでいきましょうとクイズをだしたり、笑いを取ったりと、学びやすい雰囲気づくりをされながら研修を進められました。
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福岡市の人権8課題 |
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日頃見かける俳優さん出演 |
○発信が出来る子どもたちであって欲しい。その意味でこのようなDVDは、子どもにも是非見せてほしい。また、周囲の大人が気付いたら民生委員や主任児童委員に知らせて欲しい。
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ヤングケアラーの構図 |
○「ヤングケアラー」のことを初めて知った。自分の家のことは他人には話しにくいと思う。コロナ禍全体で子育てをしていたと思うが人間関係がだんだん希薄になっている現在は、あえて近所の者がおせっかいをして、関わりを持つ必要があると思います。
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地域としての取組 |
①早期発見・把握の次は、「つなぐ」です。
②公的サービス機関
・南区子育て支援課
・要保護児童支援地域協議会
・学校、スクールカウンセラー
スクールソーシャルワーカー等
また、福岡市では昨年の11月から相談窓口を設置しています。気になることがあったらまずは相談してみることが大切だと思います。 最後に、高田先生は研修のまとめを次のようにされました。
まとめをされる高田先生 |
でも、新しい考え方を「知る」ことはできるはずです。今まで見えてこなかったことが見えるようになるかもしれません。また、以前の自分を「振り返る」ことはできるはずです。これからも積極的に人権の研修に参加しましょう。
人はみんな違います。サークルの会員もみんな違います。お互いに、お互いを尊敬する気持ちを忘れないことです。そうすればみんな笑顔になることが出来ます。花畑公民館サークル会員のみなさん!合言葉は「みんな笑顔のサークル‼」です。