2022年10月5日水曜日

事業報告12 花畑キッズスペース「ゴミ博士、SDGs」

 ●7月22日(金) キッズスペース(追加の報告です)

 「ゴミから SDGsを知ろう! 考えよう!」 

 夏休みの「キッズスペース」の最初の事業「ゴミから SDGsを知ろう! 考えよう!」の活動内容をブログにアップするのを忘れておりました。関係の皆様にはご迷惑・ご心配をおかけして申し訳ありません。大変遅くなりましたがここにご報告いたします。 

 今回は、福岡市環境局の 田中 和美さんを講師にお招きして、福岡市のゴミのリサイクルについて学び、SDGsとの関連についても学びを深めていきました。1年生から6年生まで12名の小学生が参加しました。福岡市では3年生から社会科でゴミのリサイクルについて学びますが、高学年を中心にグループごとに楽しく学ぶことが出来ていました。

 私たち大人も一市民として、ゴミの問題については課題を把握して、しっかり取組んでいかなければならないと思いました。

 



ゴミはどこに?

 東部埋め立て場は現在半分以上埋まっており、510万トンの容量に333万トン

 西部埋め立て場は現在半分弱埋まっており、238万トンの容量に105万トン

このままごみを捨て続けたら、近い将来満杯になる可能性があります。










3R+Rをしてゴミを減らす必要ある。


 ○リデユ-ス(Reduceごみを出さない

  ・ご飯を残さず食べよう ・壊れても修理して大切に使おう ・必要なもだけ買おう・マイバックを持っていこう ・ノートは最後まで使おう ・水筒を持ち歩こう

 リユース(Reuse繰り返し使う

  ・詰め替え用の製品を使おう ・繰り返し使える容器を使おう ・使わなくなったものを譲ったり、譲ってもらったりしよう ・リサイクルショップやフリマアプリを活用しよう ・リメイクやリフォームを活用しよう ・プリントの裏紙もメモ帳代わりに使おう

 リサイクル(Recycle資源として利用する

  ・学校では古紙を分別してリサイクル! ・家でも古紙を集め子ども会などの集団回収や地域の集める場所へ ・食品トレイはスーパーなどの回収場所へ ・古くなったゲーム機などは区役所などの回収BOXへ持ち込もう ・リサイクルされた商品を買おう

  最近、プラスされた

 リフューズ(Refuseいらないものはもらわない 


 福岡市のゴミ出しルールをもとに、(赤・青・黄色)

「グループのみんなで協力しながらゴミを分別してみよう。」

子どもたちは、それぞれの家庭から持ってきた色々なゴミをテーブルの上に置いて、ペットボトルや菓子箱やアルミ缶や牛乳パックなどを話し合いながら3つに分けていきました。


中でも一番多かったのは紙のゴミです。福岡市のゴミ全体で紙が占める割合は、33.8%もあるそうで、この紙類のゴミを減らすことがゴミ全体の量を減らすことのポイントになりそうです。

 紙のゴミはちゃんと種類別に集めればリサイクルしやすいゴミです。新聞紙、段ボール、雑紙に分けてリサイクルのルートに乗せることが大切で、これは各家庭の日々の努力でできるものだということも分かりました。 

最後に「SDGs」について学びました。

SDGsとは「持続可能な 開発 目標」です。


17の具体的な目標の12番目に当たる「つくる責任、つかう責任」が、ゴミ減量と関係があり、大人も子どもも皆がばんばって取組んでいかなければならない問題で、世界中に起きている問題を皆で解決していく必要があるということです。

  最後のまとめで田中先生は次のように子どもたちに呼びかけられました。






子どもたちのアンケートから。

「今後のみんなの目標」

○わかりやすく説明してもらいありがとうございました。

3Rについて、またおさらいすることができた。

SDGsが大切だと知れた。

○リサイクルしたらまた違うものに生まれ変わることを初めて知った。

SDGs17項目を全部知ってやってみたい。

○紙を無駄に使わず、プリントの裏側を使ったりしてゴミを減らし、木を守る。

○食品ロスを減らす。リサイクルされた物をできるだけ買う。

○マイバックをもって買い物に行くようにする。


 ※公民館には南区役所(環境局)からいただいた、紙のリサイクル袋があります。必要な方は取りに来てください。尚、各ご家庭にある紙袋に入れて紙の回収に出されてもいいそうです。

                                End