梅雨晴れや ところどころに 蟻の道 正岡 子規
ひょっとしたら、6月初旬に梅雨入りした北部九州ですが、観測史上最も早く6月中に梅雨か開けるかもしれません。雨が降り続くのも気が重たくなりますが、熱中症を気にしながら35℃越えの猛暑に耐えるのも辛いものがありますね。
花畑公民館も令和7年度の7月から8月(夏休み)にかけて、いろいろ工夫した事業を計画しています。早めに計画を立てて一緒に楽しみませんか。皆さんのご来館をお待ちしております。
※キッズペースの時間は下の案内をご覧ください。
梅雨晴れや ところどころに 蟻の道 正岡 子規
ひょっとしたら、6月初旬に梅雨入りした北部九州ですが、観測史上最も早く6月中に梅雨か開けるかもしれません。雨が降り続くのも気が重たくなりますが、熱中症を気にしながら35℃越えの猛暑に耐えるのも辛いものがありますね。
花畑公民館も令和7年度の7月から8月(夏休み)にかけて、いろいろ工夫した事業を計画しています。早めに計画を立てて一緒に楽しみませんか。皆さんのご来館をお待ちしております。
※キッズペースの時間は下の案内をご覧ください。●6月9日(月)~6月12日(木)の4日間
純真学園大学保健医療学部看護学科の公民館実習は今年で2年目になります。高校を卒業したばかりの1年生4名が、地域看護学の実習に取り組みました。
◇実習の目的は大きく4つです。
①地域交流活動支援の場である公民館の役割を知る
②公民館関係者および生活者との良好なコミュニケーションをとることができる
③生活者が日常の中で思う事、望む事、大事にしていることについて知る
④看護学生としての自覚をもった態度で実習に臨むことができる
◇今回の花畑公民館の実習は主に次のような内容で行われました。
◇第1日目○高齢者サロン
○公民館オリエンテーション(公民館事業について)◇第2日目
○「料理サークル」のみなさんと一緒に
今日は、朝から料理サークルのみなさんとお昼ごはん作りです。4月から、一人暮らしを始めた学生さんもおり、お母さんやおばあちゃんの手作り料理を思い出したかもしれませんね。成長期の学生さんに合わせて、栄養のあるボリューム感あふれるメニューでした。美味しいお昼を食べながら、地域の人との会話も弾んでいたようです。
○花畑文庫の本の整理
午後は、雨模様ということで地域の花壇のお世話は中止となりました。それに代わって
ちょうど本の入れ替え時期になっていた「花畑文庫」の本の整理をしていただきました。
◇第3日目
○「花畑ふれあい広場」(乳幼児親子対象)
日頃は、子どもと親子の遊び場になっていますが、今回は健康運動指導士の平塚先生をお招きして、楽しく触れ合いながら体を動かしました。子どもだけでなく大人も含めて、楽しい活動に引き込むためには、大きな声と笑顔と挨拶と…。コミュニケーションをとることを一つの目的としている学生さんにとっても、貴重な体験となったのではないでしょうか。
○「健康体操」一緒にリラックスタイム
毎週水曜日は、公民館の駐車場がいっぱいになるほど人気が高い「健康体操」サークルです。学生さんたちも体を動かしながらリフレッシュできたのではないでしょうか。サークル会員のみなさんとはコミュニケーションが取れたでしょうか…?みなさんそれぞれにいろんな思いをもって参加されています。日常の生活の中で望む事や大事にしていることを聞けると最高ですね。
◇第4日目
○「花畑よりあい塾」(成人~高齢者対象)
今回は、今、注目されているオーラルフレイル(口腔予防)についての講演会です。「楽しく歌って誤嚥予防講座」への参加になりました。学生さんにとっては、これから近い将来看護師になって、実際に患者さんの健康管理に関わらなければならない内容です。まだ、18歳の学生さんにとって、自分の体の不調等については考えにくい内容かもしれませんが、患者さんの不安や悩みを受け止めることはとても大切なスキルではないかと思います。まず、フレイルの状態をよく知って、理解できる人になって欲しいですね。
○いよいよ実習最後のプログラム●6月12日(木曜日) 10:00~
今年2回目のよりあい塾です。今回は、テノール歌手の岡 聡一郎さんの「誤嚥性肺炎予防講座」です。前半は、なぜ誤嚥性肺炎が起こるのかを講義をしていただき、後半は、実際に歌って喉の筋肉を鍛える実演でした。雨にもかかわらず、46名の方に参加していただき、唱歌や歌謡曲を5曲歌って、岡先生の独唱もあり、まるで学校の音楽の授業が展開されているような楽しいひと時でした。
●6月11日(水曜日) 10:30~
今日のふれあい広場(乳幼児親子対象)は、南区保健福祉センターの保健師の松下さんと福岡医健専門学校の健康運動指導士の平塚 泉先生をお招きして、親子で触れ合いながら楽しく体を動かしたり、遊んだりして楽しみました。
まず最初に、松下さんから子どもへの「ことばかけ」のためのヒントを教えていただきました。以下の6つのヒントを参考に、子どもさんと一緒にいることを楽しんでみてはいかがでしょう。
①赤ちゃんの動きをまねてみる ②赤ちゃんの出す声や音をまねてみる
③赤ちゃんの気持ちを言葉で言ってあげる ④大人が自分の気持ちを口にする
⑤間違えた言葉をさりげなく直す ⑥子どもの言葉を広げて返す
親との自然なかかわりの中、①~⑥のような受け答えをしてあげることで、赤ちゃんはことばを身に着けていくものです。ポイントは ●ゆっくり ●はっきり ●くりかえす です。また、テレビやビデオをつけっぱなしにしてメディア任せ(会話の一方通行)にすることは、ことばの発達の邪魔になる場合もある事を理解しておきましょう。
次に、平塚先生です。5月の花っ子(小学生対象)の開講式でもお世話になりました。6月は乳幼児親子で、毎年5・6月の定番のお楽しみ事業になっています。今回は、純真学園大学看護学科の実習生4人も一緒に活動させていただきました。
活動の様子を、写真を中心にお知らせします。
●6月4日(水) 10:30~
今年の救急法は、防災センターから高椋さんと石本さんのお二人と、南区の保健福祉センターの保健師の川村さんに来ていただいてお話をしていただきました。また、今回は保健福祉センターで保健福祉について実習中の福大医学部の学生さん5名も参加していただきました。
今日の参加は、4組の親子(乳幼児4名、お母さん4名)でしたので、乳幼児のサポートもしっかりされおり、お母さん方は乳幼児の救急法についてしっかりと学ぶことができていたようです。どのような講習が行われたか、概略を写真とともにお知らせいたします。
1 保健士 川村さんより
川村さんからは、下記の資料を配っていただき、特に「ことばの発達」について詳しく話をしていただきました。
ポイントは、発達は個人差があるので発達の違いはあまり気にしないで、赤ちゃん期に大切なこと①規則正しい生活②からだの発達にそった十分な運動③心の安定(安定した親子関係)+1日に5分間の笑タイムを意識しましょうということでした。●5月29日(木) 10:00~ 「馬頭琴に触れよう」
成人~高齢者対象のR7年度「よりあい塾花畑」がスタートしました。開講式では馬頭琴演奏者のドランさんと中村 通さんご夫妻をお招きして「馬頭琴に触れよう」というタイトルで演奏会を実施しました。ちょうど50名の参加があり、途中休憩を入れながら下記のようなプログラムで進行しました。モンゴルの人々の暮らしと楽器についての話もあり、モンゴルの自然を頭にイメージしながら馬頭琴の音色に聞き入っていました。
🐎 入 場お二人とも、見事なモンゴル衣装に身を包まれ、太陽の象徴を表している帽子と、皮のブーツをはかれていました。モンゴルは緯度の高い地域にあり、10月過ぎから雪が降り始め夏の訪れが遅い時には6月でも雪が降るそうです。気温が最も低いころはー40℃にもなるそうで、基本的には半袖での生活はないそうです。
🐎 モンゴル紹介パワーポイントの映像を元に、モンゴルの自然環境や生活の様子(昔から今)を詳しく説明していただきました。遊牧民の生活で印象的だったのは、海や湖がないため、水はとても貴重な資源で簡単に捨てたりすると幼いころは怒られていたそうです。あまり暑くなく乾燥しているので、お風呂も毎日入る習慣はなく、体をふいて済ませることが多かったそうです。トイレは外で済ませるのが当たり前で、日本のようにウォシュレッがあるのは、都会の裕福な家庭に限られているということでした。また、遊牧民の食事は白(乳製品:チーズ等)か赤(肉製品:羊の肉か牛の肉)の2種類になるそうです。基本的に野菜はほとんど食べないそうです。
🐎 楽器の紹介と演奏モンゴルでは馬は、とても大切な人間のパートナートということで、いろんなもののシンボルになっているそうです。各楽器にも馬の彫刻や模様が施されていて、生活のいたるところに馬の姿が見られるとのことでした。
楽器の紹介や馬頭琴の演奏の大変さも(2本弦)教えていただきました。馬頭琴は両足に挟んで演奏されていましたが、その理由は馬にまたがっているのと同じ状態にするためということでした。楽器の基礎知識を聞いてからの演奏だったので、演奏者の思いがより伝わってきていたのではないかと思います。
🐎 エピローグ演奏が終わっても多くの方が、ドランさん、中村さんの所に集まって、楽器の話や演奏の苦労などを直接聞かれていました。多くの方が、馬頭琴の演奏を通して遠い昔(?)の故郷の様子を思い浮かべられたのではないでしょうか…。演奏会の会感想を書いていただきましたのでご覧ください。
🐎 慌ただしい日常生活の中で、フッと我に返った時間でした。馬頭琴、の演奏に衝撃を受けました。
🐎 モンゴルの文化・習慣などを演奏前に聞けて良かった。二胡は何度か聞いたことはありますが、馬頭琴は違った哀愁があり、モンゴルの草原が感じられ良かったです。モンゴルと馬は欠かせない繋がりがあると感じられました。ここで体験できないと一生出会えなかったと思うので感謝です。
🐎 モンゴル人でありながら、中国の法律で成り立っていることにビックリです。馬頭琴の演奏素晴らしかった。モンゴルの広いひろい草原にいるようでした。
🐎 モンゴルの歴史など話が聞けて良かったです。テレビで見たりはしますが、身近で聞くと分りやすい。音楽も素敵で気持ちよく心に残りました。聞いているだけで、心はモンゴルを旅しているようでした。演奏される馬頭琴の説明、生活の中でのかかわりなどお話しくださってからの演奏だったのでとても分かりやすかったです。
🐎 馬頭琴を大変楽しみにしておりました。以前NHKでモンゴルの少年が競走馬に乗っている様子を見たのを思い出しました。モンゴル草原の風をありがとうございました。
🐎 モンゴルについての説明をしていただき生活習慣がよく分かりました。大草原をかける様子が浮かびますね。音の余韻を感じられました。本日は良い日になりました。ありがとうございました。
🐎 初めて馬頭琴を見て、聴きました。感動しました。モンゴルの草原の中にいるようでした。また聞きたいです。お話も上手でモンゴルの文化に触れることが出来て良かったです。
🐎 モンゴルの方の生活がドランさんのお話で詳しくわかりました。服装も素敵でした。馬頭琴の音色、弦が多いことにビックリです。日本の2曲を馬頭琴で聞けてモンゴルの曲と合わせて素晴らしかったです。ドランさん、中村さんのお人柄がいいですね。
🐎 モンゴルの様子をスライドの写真で見て、話を聞くことができて良かったです。民族衣装も現物を見られてとても嬉しかったです。住居や食物など日本と全然違うのだという事がよく分かりました。馬頭琴の演奏も、馬の走る様子が見えるようでした。勇ましい曲やゆったりした優しい曲など素晴らしかった。ギターのような楽器も良かった。本当に素晴らしくてびっくりしました。ありがとうございました。
🐎 馬にまたがって大草原を自由に走り回っているような感覚になり、又、静かな曲は夜のしじまを、長い夜を感じるような音楽でした。大草原の中で移動を繰り返しながらの生活ですが方角を知ることはやはり太陽や月でしょうか?また、生死を知る手段?モンゴルの人として証明する戸籍などはどうなっているんでしょう?
🐎 モンゴルの衣装はとてもきれいですね。馬頭琴の音色とてもいいですね。独奏の曲もなぜか凄くなつかしく感じました。哀愁的なメロディで感動しました。
🐎 異文化の馬頭琴とても爽やかで素晴らしかった。スーホの白い馬の物語を交えて読んで、音楽を(馬頭琴)を弾きながら聴きたかった。でも、至福の時間をありがとうございました。
END
●5月24日(土) 10.- 花畑小学校体育館にて
いよいよ、花っ子の開講式です。今年も福岡医健・スポーツ専門学校の健康運動指導士:平塚泉先生に担当していただきました。先生のゼミの学生さん5名と卒業生の宮内さんの合計6名の若い人のサポートを得ながら、楽しい・楽しい開講式がスタートしました。
今年、花っ子に申し込んだ子どもたちは合計72名で、今回は57名の子どもたちが参加してくれました。当日は朝からあいにくの大雨でしたが参加したみなさんは元気モリモリ。開講式が始まる前から若いお姉さん・お兄さんと鬼ごっこをしながら体育館中を走り回っていました。
最初に、主事さんと平塚先生から、みんなで楽しむためのポイントを教えていただきました。今年も子どもたちの聞く姿勢はバッチリです。はやる気持ちを抑えて、楽しむためのコツを確認し合いました。 プロローグ最初は、準備運動を兼ねて平塚先生の笛の合図に合わせて素早く立ったり座ったり、おしりの筋肉で前に後ろに移動したり、本当にちゃんとできているでしょうか……。
忍者になって、線の上を走ったり・歩いたり