●9月26日(木曜日) 10:00~ 16名の参加
今回は、南区保健福祉センターの川村保健師さんと健康運動指導士の平塚先生のお二人に健康作りについてお話と実技を指導していただきました。10月は福岡市健康作り月間です。今回の「生き生き健康作り」の様子をご覧になって、自分の健康について考えるきっかけにしていただけたらと思います。
健康管理について 保健師 川村 岬希 先生
川村先生からは健康管理についてのお話がありました。花畑校区にお住まいで65歳以上の方は、南区(23.2%)の25校区の中で8番目(27.3%)に高齢化率が高いそうです。つまり、10人のうち3人は65歳以上の方が住んでおられることになります。川村先生が言われたのは、高齢化率が問題ではなく、いつまでも健康な体で(介護を必要としない)いられるかどうかが問題であるという事です。令和元年度の、日本人男女の平均寿命と健康寿命の差をご覧ください。男性で8.73年、女性で12.07年、フレイル(虚弱)状態、つまり、介護を必要とするという事です。できれば、介護を受けないで健康的に生活を送れるようになりたいものですね。
川村先生が公民館に来られた時は、毎回参加者の血圧を測っていただいています。今回も始まる前に、参加された皆さんの血圧を測ってありましたがその理由を左の図を使って分かりやすく説明しいただきました。
つまり、血圧の異常がいろんな病気を誘発する原因の一つになっているということです。特に高血圧の状態は、動脈硬化を起こしやすく、それがいろんな病気を引き起こすきっかけになっているようです。
次に、たばことフレイルの関係について説明していただきました。最近は喫煙率がグッと減ってきているようですが、たばこを吸っている人は、吸わない人と比べて約2倍、フレイルになる可能性が高いそうです。
そして、最後に睡眠の大切さを教えていただきました。しっかり寝ることは大切だと分かるのですが、床の上、つまり布団に入っている時間は8時間以上にならないようにという事です。また、睡眠環境を良くして質の良い睡眠をとること、そして、昼間は活動的に行動し、昼寝のし過ぎに気を付けて下さいという事でした。
いきいき楽しい健康づくり 健康運動指導士 平塚 泉 先生
毎年、平塚先生にはユーモアを交えながら楽しく教えていただいております。先生が来館されるときは必ず参加するという隠れファンもいるほどです…?今回は、次の5つの内容でお話と実技指導をしていただきました。お話の内容を詳しくお伝えすることはできませんが、活動の様子といただいた資料の中から皆さんにも出来そうな内容をご紹介いたします。
お話しいただいた内容
①運動の効果 ➡ 認知症予防、生活習慣病予防、骨粗しょう症対策、
ストレス解消、フレイル予防、姿勢改善
②健康獲得のための3つの機能 ➡ mouth(口) foot(足) hand(手)
③呼吸と姿勢 ➡ 呼吸の違いをかんじてみよう
④アイソレーション(分化) ➡ 少しずつ動作を組合わせて、
難易度アップ(笑)
出来ないときは「笑って」ごまかそう!
⑤呼吸と姿勢と骨盤底筋 ➡ 骨盤底筋群を鍛えるといろんないいことが