●9月28日(木曜日) 10:00~
今回で4回目のよりあい塾は、自分の今の健康状態を知り、健康寿命を延ばすための知識と体操を行いました。お招きした講師は、花畑校区担当の保健師の川村 岬希さんと、体操ではお馴染みの健康運動指導士の平塚 泉先生のお二人です。最初に、川村さんから「フレイルの予防」についてのお話をしていただきました。
フレイルとは「虚弱」という意味ですが、健康な状態から要介護が必要になるまでの中間の状態をあらわしています。早く気づいて予防することで状態の維持・改善が期待できます。
フレイルを予防するためのポイントは、 ①運動 ②栄養 ③社会参加 です。
次に平塚先生から「フレイル予防のための運動」についてお話と体操をしていただきました。
~健康の秘訣は姿勢から~ ということで、体の仕組み(骨)を詳しく教えていただき、骨盤・仙骨・尾骨・骨盤底筋・横隔膜等それぞれに重要な意味があることが分かり、改めて姿勢の大切さを実感しました。
先生の講義を系統だてて上手に説明することは無理ですので、参加された皆さんの様子や、先生が準備していただいた資料と活動中の先生のお話をもとにご紹介します。
生活筋力とは 元気に生活し、生きていく上で必要な筋力のことです。
1 立って移動する
2 立ったり、座ったりする
3 押したり、引いたりする
4 ひねる、ねじる
カラダ(骨)の基盤:「骨盤」の支えがあってこそ
あたたの骨盤はいつもどの位置にありますか?
ほぼほぼ、椅子に座っての活動でしたが、インナーマッスルをしっかりと動かすことができたような気がします。
あたたの骨盤はいつもどの位置にありますか?
骨盤底筋を鍛える?日頃の生活ではなかなか思いつかないものですが、平塚先生は時折笑いも入れながら丁寧に教えてくださいました。こつは、「ドローイン」(腹式呼吸をしながら息を吐くときに肛門を引き上げ、お腹をへこませます。吸うときにお腹をふくらませる)を意識して体操をすることです。
先にあげた、生活筋力のトレーニングがすすめられました。
ほぼほぼ、椅子に座っての活動でしたが、インナーマッスルをしっかりと動かすことができたような気がします。
今回の先生のお話をお伺いして、健康な体(それぞれの機能が正しく働ける状態)を保つには、正しい姿勢を心がけることがとても重要なことを学びました。また、仙骨を正しく保つために骨盤底筋を鍛えることが、すべての体の動きのベースになっていること、逆に正しく保てないことは体全体に悪影響を及ぼしていることになる、ということでした。 END