2025年6月9日月曜日

事業報告6 子育てサロンバンビ「救急法」

 ●6月4日(水) 10:30~

 今年の救急法は、防災センターから高椋さんと石本さんのお二人と、南区の保健福祉センターの保健師の川村さんに来ていただいてお話をしていただきました。また、今回は保健福祉センターで保健福祉について実習中の福大医学部の学生さん5名も参加していただきました。

 今日の参加は、4組の親子(乳幼児4名、お母さん4名)でしたので、乳幼児のサポートもしっかりされおり、お母さん方は乳幼児の救急法についてしっかりと学ぶことができていたようです。どのような講習が行われたか、概略を写真とともにお知らせいたします。

1 保健士 川村さんより

 川村さんからは、下記の資料を配っていただき、特に「ことばの発達」について詳しく話をしていただきました。

 ポイントは、発達は個人差があるので発達の違いはあまり気にしないで、赤ちゃん期に大切なこと①規則正しい生活②からだの発達にそった十分な運動③心の安定(安定した親子関係)+1日に5分間の笑タイムを意識しましょうということでした。

2 乳幼児の「救急法」について
 上記の内容で、最初に基礎的な知識を丁寧に指導していただきました。お医者さんの卵の若い学生さんにも手伝っていただき、子どもたちも大喜びで集まってきていました。お母さん方は我が子が万一の時は…、真剣な表情で講話を聴き、実際の対処法を人形を使って学んでいました。
 最後は、心肺蘇生の方法とAEDの使い方を学び、実際に人形を使って疑似体験しました。何か事故や異常が発生した時は、119番で通報して救急車を要請しますが、福岡市の平均では救急車が現場に到着するまでに約8分19秒かかるそうです。防災センターの高椋さんが帰り際に言われました。「反応がない、心臓が動いていない、呼吸をしていない場合は、救急隊が到着するまではとにかく胸骨圧迫を繰り返してください。(AEDがあれば併用して)」「強く」「速く」「絶え間なく」です。
END