2026年9月14日月曜日

サークル人権学習会①②

 ●9月8日(火曜日)  10:00〜  ●9月9日(水曜日) 19:00〜   事業報告18 

 公民館サークルの皆さんは、毎年サークル人権学習会を受講することになっています。今年は上記の2日間にわたって開催されました。講師は南区生涯学習推進課の人権教育推進員の財津建夫先生です。財津先生には、花畑公民館主催の人権学習ではいつもお世話になっており、色々なことを相談しています。今年で3年目のご指導を受けることになります。

9月8日 10:00~ 参加者20人

9月9日 19:00~ 参加者24人

 今年度のサークル人権学習会の基本的なテーマは「人権と相手の背景を考える」です。自分だけの当たり前で人を見ない、色々な立場の人の背景に目を向けてみようということです。


次のような流れで研修は進められました。

① 公民館サークルと人権 

② 人権・多様性・共生社会 

③ 福岡市の人権の取組み

④ DVD『君の景色を知ったとき』 

⑤  振り返リ

 ①サークル活動も、参加されている皆さんの人権が保証されていなければ参加しても楽しくありません。各サークルでも人権尊重の雰囲気を作り上げて行くことが大切です。

 ②共生社会は、いろいろな立場の違いをお互いに認め合う:多様性を認め合う社会を作っていくことです。そのためには、自分の当たり前が他の人にとっては当たり前でないこともあることを知って、その場に応じた言葉かけや行動を取れることが大切です。

 ③福岡市では、中心的な人権課題を8つに絞っていましたが、その後いろいろな課題が指摘されて「様々な人権課題として取組を進めています。

 ④図書館で働く主人公が、目に障がいがある人との出会いを通して、視野を広げ、考え、行動に移していく過程が具体的に表現されています。
 私達の心には「アンコンシャスバイアス」と言って無意識の思い込みがあります。じっくりと考えないで見た瞬間に物事を判断して間違った理解をすることがあります。その結果、無意識の思い込みが、言葉や行動に現れて、相手を傷つけることがあります。大切なのは、表面的な見た目や偏った知識だけで物事を判断しないことです。つまり、多角的に観る習慣を身につけていくことが大切となります。
 財津先生は、人間の脳の仕組みから誰にでも起こりうることですと、具体的に説明していただきました。
 最後に、参加された皆さんに研修会の感想を書いてもらいました。何人かの方の感想をご紹介します。

令和8年度  サークル人権学習会、感想 

○自分にとって便利な事でも、誰かにとっては不便な事もあると知れました。相手の立場になって、発する言葉や行動を心がけたいです。DVDとても考えさせられましたし感動しました。優しい世の中になってほしいです。

○自分や社会にとっての当たり前が、そうでなかったり、そうできなかったりする人がいることを改めて知ることができました。障がい者や外国人だけでなく一人一人特性があり、できないことを責めるのではなく、その特性のために自分に何が出来るかを考えることが大事だなと思いました。相手の思いや事情は目に見えないので、相手への思いやりや声を聴くことから始まり、仕組みや環境の見直しが必要だと思いました。ありがとうございました。

○物事の角度を変えて考えることが大事だなあと思いました。相手の気持ち、言葉を選んで話しかける行動はすごく勇気がいることだと思います。それを迷惑だ!なんて取られてしまうと、最初の一歩は大事だと思います。

○毎回参加していてもいつも知らないことが出てきます。自分の回りやいない人達の事も知れて良かったです。自分に出来る手助けをしようと思いました。

○それぞれの事情・立場によって、必要とするもの・希望するものがあると気付いた。相手の立場になって考えることができたらよい。気づくこと、客観的に見ること、が大事なのはわかったが…。難しい。

なぜ、難しいか➡私が私でなくなりそう私とはなんだ?と云う思考になった。頭の中でグルグル回っている。

○普段、自分が便利だと思って当たり前に使用しているものが、人によっては不便になったりする事に気付かされました。1、気づく 2、確かめる 3、選び直す 見ない事ではなく、自分の心の動きを知り、自分の思考パターンを考え直す良い機会になりました。

○自分にとって当たり前のことがそうではない人が居ることを改めて考えることができました。自分にとってあたり前だからこそ気付かないことが多い。今日のような学習会に参加して気付くことが大切だと思いました。

○今日はありがとうございました。脳の働きのお話、無意識の思い込みのお話は、ハッとする事も多く、興味深く聞かせていただきました。日常の自分にとっての当たり前が普通ではないこと、肝に銘じて、いろんな方と関わっていけたらと思います。○DVDを見て、主人公の男の子が最初は人見知りで他人に興味がなさそうに見えたが、図書館を通じて出会った人々との交流で他人の視点で考えられるようになっていくところがよかった。私にも無意識に偏った考えを持っていることもあるので、じっくり考えてみたいと思いました。

○障がいを持った方々への配慮やそういった方々への手助けをする事を改めて気付かされま     した。

○今回のような人権学習への参加は初めてでしたが、先生のお話を聞いたり、DVDを観させていただいたり、思い込みで判断してはいけないと改めて感じました。大変良い機会をいただきありがとうございました。

○「やさしい日本語」には共感できました。母が高齢の為、分かりやすく伝えるようにします。職場の方で子どもさんが障がいを持つようになり、その時の話を聞いたことがあります。同年の子どもが自分にもいるので、他人事ではないと感じました。今日は学習会に参加でき良かったです。ありがとうございました。

○健常者から見た障がい者の方のちょっとした困った事。その方の言葉で気付かされる事があり、言葉って大事だなあと思いました。主人公が障がい者の方と知り合って前向きに考えて、実行に移すことが出来て良かったです。

○「解決したい人権8課題(差別の問題)」の全容を全て読んでみても、分る事、なんとなく分かる事がたくさんありました。知りたいこともありました。人権学習の場で、アンケート等を事前に取り、次年度の学習会で役立てるのも良いのではないでしょうか。先生の優しい語りがとても温かったです。

○無意識の思い込み、価値観、偏見があることに気付けました。家庭でも子どもたちと話をしたいと思います。多様性を大事にし、互いに尊重し合う社会になるよう一人一人の心がけが大事だと思います。                                                                           

     END