2024年6月14日金曜日

事業報告7 ふれあい広場「親子でふれあい遊び」        

●6月12日(水曜日)  10:30~11:30 

 本年度も、保健師 川村 岬希 先生、健康運動指導士 平塚 泉 先生をお招きして、ふれあい広場で「親子ふれあい遊び」を開催しました。当日は、お天気で気温も高く、13組14人の親子が参加されました。

 最初に、川村先生から乳幼児期の「赤ちゃんとことば」についての説明がありました。

 ヒントとして、
 〇おかあさんが、日常生活の中で赤ちゃんにやっていることに言葉をそえるこ
  とが、自然にことばを育てることになるそうです。
 〇大人になると、だんだん「こそあど言葉」(これ、それ、あれ、など)を使
  うようになりますが、赤ちゃんには指示語を使わず、できるだけ具体的なこ
  とばかけが大切なようです。

 「おはようございます」の元気なあいさつで平塚先生の遊びがスタートしました。先生はあいさつと同時に手をあげたり、拍手をされたりします。「脳が急成長している時に手を動かすことはとてもたいせつなことです。なんでもできたら、手をあげ・拍手をして、手を動かしましょう!!」と呼びかけられました。
 最初はボール遊びです。自分の所に転がってきた色とりどりのボールを手に取って、お片付けまでします。子どもたちは転がってきたボールに大喜び!動くものに興味津々。かごが置かれると何も言われなくても片づけを始めていました。
 次は、「散歩に行きたい人?」「ハーイ!」
散歩の前に、赤ちゃんの抱き方と、お父さん・お母さんの起き上がり方を説明していただきました。
 起き上がったところで、BGMに合わせて、みんなで講堂の周りを散歩しました。
 動いた後は、座って骨盤を立てる運動を行いました。ちびまる子ちゃんの「踊るポンポコリン」に合わせて、前後左右に赤ちゃんを抱っこしたまま動きます。子どもたちもお母さん・お父さんの膝の上で一緒に動いて大喜びです。
 次は、色見つけです。音楽に合わせて色々な色を見つけ出します。お父さん・お母さんは色の場所に行って、指をさしたり、声を出したり。子どもたちはこのような経験を通して色を認識していくのでしょうね。
 最後は、新聞紙を使っての遊びです。1枚の新聞紙からいろんな体験をすることができることを教えていただきました。赤ちゃんにとっては魔法の news paper です。
触った感触・丸めた時の音・あおいだ時の風・破った時の音・束になったときの感触・降ってきた時の驚き、喜び・……。
 大量の新聞紙のくずで大丈夫だろうかと心配しましたが、最後は、ビニール袋に入れてちゃんと片付けまで、遊びながらしていただきました。
 あっという間の60分。最後は、平塚先生の笑顔と拍手でしめくくっていただきました。
 今年も、平塚先生のサポート役として宮内先生にお手伝いいただきました。いろんな場面で公民館行事をお手伝いいただきありがとうございます。
 毎年新しいことを取り入れられながらも、ベースになる基礎基本をしっかりと踏まえて楽しさ一番で講座を盛り上げていただいています。
 改めて、乳幼児と遊ぶときは、特別なおもちゃがなくても日常使っている品物を工夫することによって無限に楽しめること、また、なによりもお母さん・お父さんとスキンシップをしながら遊ぶことで、子どもの表情が喜びに満ち溢れることが分かりました。ぜひ、来年もお願いしたいと思います。
END