2022年11月9日水曜日

事業報告20 ハロウィン特集②

 ○10月29日(土) 「HAPPY HALLOWEEN」(花っ子:小学生対象)

  小学生の部は、前回の久野 潤子先生と新たに加嶋 利枝先生のお二人にご指導をいただきました。久野先生は不思議の国のアリス、加嶋先生はミッキーファンタジーに変身されていましたが、子どもたちもやる気満々で、ほぼ全員が何らかのキャラクターに変身しての参加になりました。公民館の職員も変身してお手伝いをしましたが……。

 思い思いのコスチュームに変身しての参加です。

 ハロウィンについて分かりやすく説明をしていただきました。

「ハロウィンとは」

 毎年10月31日に行われるお祭りの名称で収穫祭の意味合いもあるそうです。古代ケルト人たちが行っていた「サウィン祭」儀式が起源とされています。しかし、本来の意味はほとんど無くなっており、子どもたちが仮装をしたりお菓子をもらったりして楽しむことがメインとなっています。現代式のハロウィンはアメリカで生まれで主に英語圏で親しまれています。近年では日本でもかなり普及していて(商業ベース?)、イベントが開催されたり、ハロウィンを意識したグッズやお菓子などが店頭を賑わせるようになっています。

「なぜ仮装をするのか?」

 10月31日の夜は、古代ケルト人にとって「ご先祖様の霊が訪ねてくる日」、つまり日本でいうところの「お盆」のような日でした。この夜はご先祖様の霊だけでなく悪霊や魔女もやってくると考えられていたため、それらを追払う目的で不気味な仮面(かぼちゃのランタンやお化け等)を身につけたり、家の外に置いたりしたといわれています。現代ではこの慣習から”ホラー的要素”だけをそのまま受け継ぎ、「魔女」「吸血鬼」「おばけ」などの仮装が定番となりました。

 ハロウィンの説明を聞いた後は、いよいよ子どもたちの変身紹介です。一人一人しっかり考えて工夫した様子があり、特に目立った子・工夫した子には、その努力をたたえて賞状とお菓子が渡されました。その一部のお友達のコスチュームをご紹介します。


 次は、エンジョイタイム。グループ対抗のゲーム合戦です。まず最初に英語の単語の勉強です。単語の勉強といったら大人は「覚ねばならず大変!」と思いがちですが、ゲーム性を取り入れると、楽しく言葉を身につけることが出来そうです。ルールは、グループの先頭の人が下のカードの一つの単語を選んで、次の人に伝言していき最後の人がそれを書きとっていきます。次から次に伝言していき、たくさん正しく言葉を送ることが出来たームに得点が与えられます。

ゲームに使われたカードの一枚です。


 小学校でも英語の授業がありますが、今回のようにゲームを取り入れて楽しみながら単語を覚えられるといいですね。子どもたちにとっては、大人が難しいと思うような単語でもあっという間に頭に入っているのではないかと思われます。

 次のゲームは、段ボール箱の積み重ね競争です。できるだけ多くの段ボールをつみかさねられるか…。限られた時間内での競争なので、グループの声掛けや作戦のアドバイスが勝敗を左右していたようです。

最初は就学前の子どもたちです。

さすが、小学生。自分の背の高さよりも高くなりました。

 ゲーム大会も終わり、いよいよ子どもたちが楽しみにしていた、お菓子ゲットの第一弾。
トイストーリーに出てくるハグベアのピニャータ(メキシコ、中南米が発祥のお祝い事によく使われるくす玉のようなもの)の中にはお菓子がいっぱい詰まっています。細長い棒で小学生が思いっきり叩いています。久野先生は、手間暇かけて丈夫に作ったとおしゃっていましたが、小学生のパワーにバグベアも降参。高学年のお友達に順番が回る前にお菓子が散乱してしまいました。

 さあ、最後はお菓子ゲットの第二弾。
「トリック or トリート」(Trick or Treat:お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ)と言いながら、近所を歩いて回ります。 子どもたちは、4つのグループに分かれてお菓子をもらう袋を片手に校区内を巡りました。交通安全に気を付けながら全部で4つのお家を訪問。恥ずかしくてもお菓子をもらうためには英語で話さなければなりません。「トリック or トリート」と言って前もって準備していただいたお菓子を無事にゲットしました。
 ご協力いただいた、松永さん・持丸さん・中澤さん・荒牧さん、ありがとうございました。ハロウィンの雰囲気作りまでしていただき本当に感謝しております。もちろん、子どもたちもちゃんとお礼をいうことが出来ていました。


 お天気にも恵まれ、子どもたちのいお菓子袋はいっぱいになりました。たくさんの保護者の皆さんにも、途中の安全確保にご協力いただき本当にありがとうございました。あっという間の2時間で、子どもたちもハッピーハロウィンを十分に楽しめたと思います。 END