2024年7月25日木曜日

事業報告15 よりあい塾                     「時事問題:パレスチナなぜ戦争は続くのか?」

 ●7月25日(木曜日) 10:00~

 朝から30℃を超える暑い中、本年度3回目のよりあい塾(成人~高齢者対象)が開催されました。今回は、自治協議会の高齢者部「シニアわくわくスタジオ」事業と公民館の共催での開催です。                                             

 講師は、英進館世界史講師の青木 裕司先生です。先生は、KBCの番組「アサデスラジオ」でもお馴染みの方です。月曜日の番組でも今日の講演会の宣伝をしていただいておりました。おかげで、校区外からの参加者も8名おられ、花畑校区の参加者も含め51名の方が受講されました。


 講演のテーマは「パレスチナ なぜ戦争は続くのか?」です。世界史専門の先生は、パレスチナやイスラエルの、歴史の流れや時代背景やその時々の人々の考え方や為政者の思い、など詳しく分かりやすく説明していただきました。そのうえで、今を生きている私たちはどう考えて生きていったらいいのか示唆を与えてくださり、先生の強い思いを感じることができたのではないかと思います。

 先生がなぜ世界史を勉強されているかを話されました。それは、「平和な世の中を作っていくこと、つまり、戦争のない世の中を作っていくために学んでいる」ということでした。特に、語気を強めて言われたのは「戦争は絶対に起こしてはいけない。私たち、国民一人一人は戦争を起こさせないために学び続けなけらばなりません」ということです。

 今回は、講演の内容を詳しくお伝えすることは難しいので、参加された方の感想を紹介いたします。これを読んでいただいて、青木先生の講演の様子を少しでも理解していただければと思います。

●参加者の感想

○素晴らしい授業でした。これから生きる指針になります。ありがとうございます!

○ラジオで青木先生の話はいつも聞いているので本物の先生にお会いできてよかったです。いろいろな話をラジオではしていらっしゃるので、知識の多さに驚いています。中東問題は難しくてよくわからないです。戦争のことは、意識していないといけないと思いました。平和は、当たり前のことではないのだと、改めて思いました。私は戦後生まれです。本当に気がひきしまる講演でした。

○世界の情勢がだいぶん分かった。日本の立場は大きく強いことが分かった。素晴らしかった。

○青木先生の講演を前々から聞きたいと思っておりました。今回、念願が叶って大変うれしく思っております。大変、解りやすく理解できました。今後も見聞を広めるためにも参加したいと思います。ありがとうございました。

○ガザ地区の現状が今日の講演で少しわかった。これを機会にパレスチナ問題を勉強したいと思った。

○迫力ある講義ありがとうございました。誤解してた分もあり分かりやすく説明していただきました。

○「戦争はおこされる」の言葉、胸にしみます。パレスチナ問題にはすごく興味を持っています。世の中の戦争がなくなり世界平和がきますようにと思いました。

○何が一番大事か、「平和」その通りだと思います。戦争を知らない世代ですが、このまま平和な時代が続くことを願っています。

○先生の平和に対する熱い思いに感動しました。「平和のために歴史を学ぶ」肝に銘じました。ありがとうございました。

○パレスチナの問題を非常にわかりやすく勉強になりました。これからも平和が続くように、何が出来るか考えていきたいと思います。

○パレスチナ問題、かねてから疑問でした。若干わかりありがとうございました。為政者の考え(もくろみ)で世界が変わるのは恐ろしい!今後もよりあい塾の活性化をお願いします。ありがとうございました。

○宗教に起因する戦争が何故起こるんだろうという日頃からの疑問が少し解決したように感じた。平和に向けてわずかであるかもしれないが、希望を持って考えていくことが大事!

○今回、花畑校区の公民館だよりを見て、私の青春時代においても大人気講師でいらっしゃった青木先生のお名前を拝見して懐かしく思いまして、主人と中学生の息子と参加させていただきました。青春時代とお変わりない歯切れ良い、力強いお言葉で引き付けられました。パレスチナ問題は宗教も絡んでいて難しいと思っていましたが、解りやすく解説していただきありがとうございました。かつて圧されて苦しんできたユダヤの人達が同じことを、パレスチナの人達にやっているこんな酷いことはないと思います。私も歴史の知識を増やすことで、これからも「戦争反対」の声をあげていきたいと思います。ありがとうございました。

○平和であることがどんなに幸せなことか、絶対に戦争をしない!が1人1人が考えなくてはいけないことだと思います。

END